センセ、絶好調!!   (小説です(^^ゞ)

嫌いなものは広瀬ですっ!!
「おはよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・おはよ」

 広瀬が立ち止まって驚いたけれど、
 微笑んで行っちゃった。

 ふぅ・・・

 謝るのは後にして・・・
 とりあえず・・・やった・・・






「本当に広瀬と付き合ってないの?」
「へ?」
「だってあの自己紹介だしねーー。」

「そうそう、お付き合いしたい方は広瀬まで。もれなくボコボコにしてあげます。」
 祥子が広瀬の口ぶりのマネをする。
 GWの後からぎこちなかった祥子との仲が、急にすっかり元通りに戻ったのが分かった。

「今の、見たよ〜〜〜」
「かわいかったよ、伏し目がち。」
「いや、その、あの・・・」
「いいの、いいの。やっぱね、朝の挨拶くらいしないとね。」
「そうそう、クラスメイトなんだし。」
「挨拶は基本だし、絶対素直な子の方がもてるって。」

「違うってッ(>_<)!!」







 4月初日の自己紹介。
 ワコの番。

「鎌田和子です。趣味は」
「ピアノです。」

 ううむ(>_<)
 広瀬のバカ(>_<)

「好きなものは」
「ひまわりとモンブランとスイスのチョコレートです。でも甘いものならなんでも好きです。」

 うぅぅ・・・・・・

 しばらく黙っていたから広瀬からしゃべりだした。

「嫌いなものは」
「広瀬ですっ!!」
「と、スポーツ全般。お付き合いしたい方は広瀬まで。もれなくボコボコにしてあげます。」

 机の上に出してあった筆箱を投げつけたら見事にキャッチされた。

「怒ると凶暴になる。よって怒らせないのが基本。」

 キィィィィィ!!!!!

 広瀬が逃げる体勢になったんで、思わず追っかけそうになったけれど、

「まあまあまあ、ワコちゃん、座って・・・」

 後ろの席の祥子がなだめてくれたんだった。

「なんだか・・・楽しいクラスになりそう、かな?」

 引きつった担任の顔をまだ覚えている。




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