センセ、絶好調!!   (小説です(^^ゞ)

ワコちゃんもーらお
 センセは朝の9時に一度起きて、ワコん家にちゃんと連絡をした、ということか。ついでに私は夕ご飯も食べていくのか。ふーーーん(^^ゞ



 朝の4時にここに来たらしい。
 先生はワコのベッドの隣のデラックスな椅子にいた。
 椅子でうつらうつらしていた、ということか。
 椅子で寝たのは何時から?
 9時に一度電話をかけたということは起きたはずだ。
 ワコが起きたのが11時前。今は2時。


 まだ起きないな(^_^;)



「ねえ、佳織さん、暇なんだけれど・・・」
「ふーむ、じゃあ、料理手伝ってよ。今日の夕ご飯は何にする?」
「何でもいいですけど。」
「ワコちゃん、何、食べたい?」
「んー、ラーメン。」
「だったら坊ちゃんと食べてきて。」
「へ?」
「坊ちゃん、麺類はこだわるから外に食べに行かせるの。」



 あ、そうなんですか。



「佳織さんの食べたいものは?」
「お寿司。」
「じゃ、それで。」
「じゃ、買い物に行こう。」



「あの、靴、何かありませんか?」
「ああ、その足じゃねえ。私のつっかけでいい?」



 買い物は馴染みの魚屋さんだったようで、佳織さんは楽しそうに買い物していた。



「今日はみっちゃんじゃない子を連れているんだねえ。」
「かわいいでしょ、手、出しちゃダメよ。」
「自慢の坊ちゃんの嫁さんかい。」



 佳織さんが一瞬止まった。



「そうなのかもねえ。」
 ?



 佳織さんがこっちを向いてニッコリした。



 (;^_^どんな顔すればいいんですかぁぁぁぁ?



「他に食べたいもの、ない?」
「別にないです。」
「じゃあさ、スイカ買っていっていい?」
 どうぞ。スイカでも葡萄でもなんでも買っていってください。
 でもすぐに買っていいと言ったことを後悔した。スイカを持つのがワコなんだもん。その後も花やらお菓子やらをたくさん買い込んで、結局ワコが持たされて、車まで運ばされてお屋敷でもまた運ばされて、かなりクタクタ。
 勝手口で「疲れたあ」と倒れこんでいたら、真上に先生がいた。




「おかえり。」
「ただいま。」

 条件反射・・・




「ご苦労さま、だったみたいだねえ。ワコをここに連れ込んだのは正解だったみたい。これで俺は荷物持ちから解放されそうだ。」

「坊ちゃん、起きたらおはようございますでしょ。あなたがいつまでも寝ていて、ワコちゃんがあんまり退屈そうだったから、買い物に誘ってあげたのに、まるでいつも私が坊ちゃんに荷物持ちさせているみたいじゃないですかっ!」

「いつもそうじゃないか。佳織さんの買い物に付き合うのは大変なんだから。それに昨夜はずっとこいつの看病してたんだ。昼まで寝ていて何が悪い。」

「そろそろ夕方ですよっ!」

「ねえ、そんなことよりも何か食いもんちょーだいよ、腹減った。」

「だから勝手になんでも食べなさいってば。」

 とっても楽しそうな先生だ。こんな顔もするんだな。
 佳織さんってお手伝いさんじゃないのかなあ。佳織さんはてきぱきと手巻き寿司の準備をしていく。




「ほら、勝手に巻いて食べて。」
「いっただっきまーす。」

 先生じゃないみたいだ。

「ほら、ワコも食べなよ、ちゃんと労働したんだから遠慮なく食え。」



 ワコって呼び方、最近ずっと気にはなるんだけれどあまりのナチュラルさに質問できない。




「先生って坊ちゃんなの?」
「一応ね、間違ってもお嬢ちゃんじゃないし。」

 お嬢ちゃん・・・(-_-;)

「なんで?」

「なんだか雰囲気が・・・」
「雰囲気?」
「昨日の伊藤先輩とは扱われ方が・・・」
「俺、大事にされてねえもん。」
「大事にしたくても、勝手にほっつき歩いてるのはどこの誰よ。」

 ほっつき歩いてるんだ・・・




「先生はどうしてあの家にいたの?」
「ああ、伊藤ん家? 伊藤家とは家としてつきあいがあるよ。甲斐家じゃなくってこの家のばあさん。昨日はばーさんの名代。」




 なるほど。やっぱり先生は金持ちだということか。




「学校で言わないでね。面倒だから。」
「はあ。」
「言いそうだなあ。もし言ったら、ワコちゃんもーらおっと。」
「は?」



 ワコをもらう???
 ニタニタと見ている。

 そーーーいうことかいッ(*`Д´*)ノ"!!!


 エロ全開!


「言わないですっ!」







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