センセ、絶好調!!   (小説です(^^ゞ)

頑張れ〜
 ご飯と味噌汁と納豆を、ふわふわのドレスでお屋敷で食べる。



 似合わねぇぇぇぇーーー(^▽^;)




「普段も朝ごはんは和食なの?」
「ううん。普段はオレンジジュース。」
「オレンジジュース?」
「うん。」
「・・・もう少し・・・食べたほうがいいんじゃない? 痩せているみたいだし。」
「う・・・ん・・・」




 すでに昼だったのでおばさんも一緒に食事して後片付け。
「ねえ、小母様? 私、どうすればいいのかなあ。」
「何が?」



 おばさんが洗ったのを拭いて食器棚に片付ける。
 まるでこの家の娘だ。



「あのさあ、私のことを呼ぶのなら、佳織さんって呼んで。それで、何をどうするの?」
「家に帰らないと・・・」
「・・・さあ、坊ちゃんが起きないことには。坊ちゃん、起こしてくる?」
「あの、坊ちゃんって甲斐先生のこと?」
「甲斐先生か。そっか、あの人、先生だもんね。」




 (゜-゜)、あれ(^▽^;)???




 佳織さんは仕事が色々あるらしく、決して止まらないけれど、ワコのことを嫌がる様子はないので仕事を手伝いながら屋敷の中をくっついて回った。
「その足、どうしたの?」




 包帯巻かれた足。




「ああ、昨日慣れないサンダルを履いていたら水ぶくれになっちゃって。」




 今度はアイロン掛けだ。




「昨日、坊ちゃんがあなたを連れてきたのは明け方の四時だったわよ。あなた、ぐったりしていて大丈夫なのかって聞いたら寝ているだけだって言ったけれど、そんな風にも見えなくって。何があったの?」




 昨日、先輩の家にいたのだった。
 その後の記憶がない。
 佳織さんの質問には答えず、もう一度同じ質問をした。




「ここ、どこなんですか?」
「だから、坊ちゃまのおばあさんのお姉さんの家よ。つまりは親戚の家、でいいかな。」




 ああ、なるほど。




「先生はやっぱりすんごいお金持ちってことですか?」
「そうねぇ、そういうことは本人に聞いて。あんまり好きじゃないみたいなのよ、そういう話。坊ちゃま、起こそうか? あなたを家に帰さないといけないんじゃあねえ。あっちの部屋なのよ、悪いけれど起こしてきてくれる?」
「は?」
「お願い。坊ちゃま、部屋に入られるのを嫌うのよ。きっとあなたなら大丈夫よ。まあ、ずっと待っていられるのなら構わないんだけれど。」
「あの、タクシー呼んでいただくとか・・・」
「あなたを勝手に帰しただなんて知られたら、私、クビよ。」

 ひえぇぇーー クビ???

「すみませんでした。」
「どうしても帰りたいなら、自分で起こしてきて。」




 先生の寝ている部屋、しかも部屋に入られるのを嫌う、




 絶対嫌だ( ̄∇ ̄*)ゞ




 とりあえず家に電話するか。
 部屋に戻って自分の荷物を探してみた。
 確か小さな鞄の中に携帯を入れたはずだ。
 ベッドの横に置いてあった。
 その横に濡れタオルと水の入った洗面器、
 乾いたタオル、包帯、消毒液。




 先生、ごめん、なんだか大変だったみたいだね(゜-゜)
 



 はて? 携帯の着信は広瀬だけだ。
 親のがない。
 親は心配でないんかい。
 今昼の二時じゃん。



「あ、ママ、」
『何?』



 何って( ̄_ ̄|||) ・・・



「あの、まだ帰れそうもなくって・・・」
『あんたの、大好きな先生から夕ご飯食べさせていくって連絡受けたけれど、違うの? 違うんだったら、ご飯の準備をしなきゃいけないじゃない。』




 あれ(;´▽`?あれ(;´▽`?あれれ(;´▽`?




「あ、そう、ならいいんだけれど・・・」




 高校の先生ってそんなに信頼あるのかなあ。




「その連絡はいつ入ったの?」
『朝の九時だったわよ。先生の知り合いのお宅にいる、っていうのでいい?』
「うん、正しい。じゃあね。」
『おっと、頑張れ〜〜〜』

 ブチッ!


 一体何を頑張るのっ(≧ヘ≦)





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