センセ、絶好調!!   (小説です(^^ゞ)

ごめんね、下着のことまで気づかずに
 静かだ。
 少なくとも先輩に何か言われる心配はなさそうだ。先輩の家とは違うみたい。
 階段を降りていくとでっかいエントランスに出た。



 ここ、あそこだよ、あそこ。

 遠足で濡れた時に先生が連れてきて着替えさせてくれたところ。

 なるほど、先生の知り合いの家か。




 どこからか食器を洗う音。

 思わずスタタタタッ。

 ドアが開いていたから顔だけ覗かした。

 どう見てもお手伝いさんというメイド服を着たおばさんが食器を洗っていた。





 きっとあの人だ。
 あの時いた人。





 しばらく覗いていたら、おばさんの方がワコに気づいた。
 目が合ってにっこりされたから、思わず顔を引っ込めちゃった。

「ワコちゃんでしょ、こっちにいらっしゃい。」

 また顔だけ出してみた。

「何食べる? 坊ちゃんに聞いたら、何でも食べるんじゃない? って言われたんだけれど、言ってくれれば用意するよ。」


 坊ちゃん?


「あ、あの、ここはどなたの家なんですか?」
「えっと、坊ちゃんのおばあちゃんのお姉さんの家。」




 ?????だれの家だって(^▽^;)(^▽^;)?????




 おばさんの方へ寄っていった。
「坊ちゃんって?」
「昨日あたながご一緒だった方よ。」


 甲斐先生のこと(゜-゜)?
 ああ、そういえば、そんなことをちらっと聞いたなあ。



「大丈夫?」
 あんまりボーッとしていたから不安に陥らせたらしい。

「あの、あなたは?」

「森山佳織、よろしくね。」

「あ、鎌田和子です。お世話になってます。」





 頭を下げたら小母さんが笑った。

「よく躾が行き届いているのね。坊ちゃまが気に入って連れてくるだけあるわ。この前あなたがここに連れてこられたときは、池に落ちたからってびしょぬれだったし、今回は気絶していたし。あなたって大変な運命みたいだわね。」


 気絶していたのか・・・


「あ、あのときは、着替え、ありがとうございました。」
「ごめんね、下着のことまで気づかずに。」


 (*≧m≦*) 言わないで・・・

 この人が自分で気づいたの? ワコがノーバンノーブラでえらい目にあったってこと(>_<) それとも・・・


「あのあと、坊ちゃんに怒られちゃった。」

 やっぱり・・・(´Д`|||)






「トーストかなあ、野菜サラダかなあ。納豆なんてのもあるよ。」



「納豆・・・、いただけますか?」 (´Д`|||)






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