やっとコメディから恋愛小説に(^^♪ 一気に進むまであと少し(^。^)y-.。o○ ワコを応援してあげてね。

どちら様、3人目
10/12(日)


 なーーんでだか知らないが、ワコは今東京の音楽学院にいる。

 てっきり名古屋の音楽学院が元祖だろうと思っていたら、東京のほうが断然古いのだそうだ。どこだかさっぱり分からない場所に連れて行かれてる。

 ここで一人にされたら、マジ帰れなーーい(^_^;)

 でも東京なんていうから雑多な大都会をイメージしていたけれど、ここは静かな住宅街。高級感あふれるってこういう感じ? って、ここはどこ(^^ゞ?




 午前中は琴音と一緒にコンツェルトを合わせたり、自分のレッスンをしたり。昼から簡単なコンサートだって。グランドピアノの周りにはテーブルと椅子がセットされていく。お茶付きのコンサートらしい。ワコはそのほうが緊張が薄れて助かるけどね。


「あーーん、大丈夫かしら。」 奈津実オニババがオロオロしているところを初めて見た。


 ワコは優子先生にドレスアップのポニーテールに変身させられ中。
 今回のドレスは優子先生が初コンクールに着たものだって。
 ってことは優子先生もコンクール出場は遅かったんだなあ、なんてふわっとした鬱陶しくない程度の優しいレースを触ってみる。ふわっふわ(^。^)y-.。o○


「大丈夫よ。これでこの子の神経が図太いことは知ってるでしょ?」 長いつきあいの優子先生。

「でも、琴音も・・・」

「琴音ちゃん、どうしたの?」 優子先生がワコの髪を整える手を止めた。


 見れば手を冷やしていた。


「あなたのせいよ。
あなたがショパンがいいだなんて言うから、あの子、一週間で仕上げたのよ。
おかげで腱鞘炎寸前よっ!!」 いきなり半狂乱になった奈津実オニババ。


 えーーーー(。´Д⊂)
 ワコのせいなのーー?


「す、すみません・・・」 とりあえず謝る。


「大丈夫だよ、ワコの披露なのに、本当はワコがファーストを担当できる曲がよかったね。」 と言いつつも手を撫でている。本当に大丈夫かよ。


「準備期間が短すぎるのよ。まあ、あの理事長だから仕方ないのかもしれないけれど。」 半狂乱治めた奈津実ママ。


 このコンサート、急遽決まったものらしい。
 聞けば琴音は今日はワコとのデュオだけのプログラムに変更したのだそうだ。本当はリストの何だかを弾く予定だったらしい。
 今日ってワコのお披露目だろ?
 ワコより簡単なプログラムにしてくれよ、だなんて思っちゃだめ?



「たいした人数も聞きに来ないから大丈夫よ。」 by 優子先生

「ばーーか、聞きに来るのは全部学院の関係者。
つまりあなたの力量が問われるの。
優子の指導力も問われるのよ。
一発でみんなを魅了してもらわないと困るのよっ!」 by 奈津実叔母さん


「だったら、そのコンツェルトのお相手、私が務めましょうか?」 by ・・・


「杉枝君!」って琴音は叫んだけれど、


 どちら様?(3人目) ちなみにどちら様、一人目二人目







にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ

赤いバラは性急だったかな
「でも今から合わせる時間はもうないですよ? お客さんも入ってきちゃってるし。」 と珍しく下からって感じの奈津実オニババ。


「大丈夫ですよ。
さっきからこの子の演奏はずっと聴いてましたから。
合わせられる自信があります。
僕の組み立てとそっくりな演奏をする。」 とは杉枝って人。


「そりゃ、あなたが弾いてくれたほうが、ワコに箔が付くし、
何よりもコンクールで優勝したあなただもの、
願ったり叶ったりだわ。」


 思い出した、杉枝さんってワコがビデオでマネして練習した人だ。


「ワコは急にパートナーが変わっても大丈夫?」

「はい、大丈夫です。」 この人相手なら、出決る。


 思わず杉枝さんという人を睨みつけた。




 もうお客さんが来ているというのは本当で、ワコはすぐにおばあ様に呼び出され、挨拶周りをさせられた。どこかのピアノ教室の先生だ、どこそこ大学の先生だ、プロで活躍している誰々だ、

 知らんて(^^ゞ 

 ほとんどの人がワコへのプレゼント付きだ。花、クッキー、チョコレート。音楽学院の孫っていいかも(^。^)y-.。o○


「いい跡継ぎがお二人もいらっしゃる。お二人ともピアノの名手とうかがいましたが。」
「こちらのワコは歌も歌えますのよ。」
「それはますます将来が楽しみですな。お一人が東京でお一人が名古屋でご活躍なさるというのもいい案ですなあ。」


 勝手に決めんでくれ・・・
 いやらしそうなジジイに引きつり笑顔を向ける。


「これで百瀬学園も安泰ですな。未来の理事長先生だ。」


 あ、そういうことになるの?
 さっきとの別のいやらしいジジイにも引きつり笑顔を向ける。


「正式にはこの子のパートナーということになるんでしょうねえ。」


 うわ、ワコと結婚する人って学園の理事長になるのか・・・


「あら、アキラさん、今日は何か弾いてくださるんですって?」
「ええ、妹と一緒にヴァイオリンを。ワコちゃんへのお祝いに。」


 うわ、アキラさん・・・


「エルガーの『愛の挨拶』を、君のために。」


 うわ、妹さんがいらっしゃるんだ・・・


「では後ほど。」 アキラさんの後ろに可愛らしい女の人がいた。





 コンサートとは言っても本当に簡単なものだった。
 東京の音楽学院の生徒だという子たちが数人、順番に演奏していく。


「演奏者になりたいなら、本番から学ぶべきだと思うの。
だから東京ではこういうサロンコンサートを頻繁に行っているのよ。どう思う?」


 奈津実先生がいた。


「とてもいいと思います。」 としか答えられないよ。

「ワコちゃん、百瀬学園グループは小さな組織だからトップは世襲制でかまわないと私は思っている。でも世襲制にするならそれを受け継ぐべき子たちは必死に勉強するべきよ。やっとあなたにこういう話ができるわ。」


 世襲制、つまり親から子へ受け継ぐということ。


「私の兄、つまりあなたのパパ、雄司は、百瀬の組織に戻る気はないそうよ。あなたが受け継ぐしかないわ。琴音には小さいときからそういう話をしてあるから、あなたの右腕になれるわ。あなたも頑張って。」

「・・・はい・・・」


 はい、と答えるのが正しいかどうか全く分からなかったけれど、一応「はい」と答えた。こんなところで奈津実先生、いえ、奈津実叔母さんに変な悪感情を持たれるのはゴメンだ。

 今日の演奏者がどういうメンバーを集めたのか知らないが、たいした子はいなかった。失礼な話だが、この子たち相手ならワコが気後れすることはない。ひょっとしたらそういう子たちを選んでくれたのかもしれないし、今日お客として来ている人たちのお子さんたちなのかもしれない。


 さてと、二部はワコの出番だな、なんて隣に琴音もいたからかなりリラックスしていた。
 二部になってすぐにアキラさんが紹介され、ピアノとヴァイオリンでデュオ。
 まあまあだ。悪くない。


 驚いたのはその後で、なんとアキラさんは舞台に飾られていた花輪からバラの花を一本取って、ワコの目の前に差し出したのだ。


「取るしかないわよ。」



 琴音のささやき。
 確かに注目の的。
 アキラさんに恥をかかせるわけにもいかない。


「すばらしい演奏を、ありがとうって、ほらっ!」 琴音がコソコソ。

「あ、今日は、す、すばらしい演奏を、ど、どうも・・・」


 でもバラを受け取るのは躊躇するよ。
 だって赤いもん・・・


「赤いバラは性急だったかな?
あいにく他の色のバラがなくてね。」



 確かに花輪にはバラ自体も少なく、その数少ないバラはみんな赤い。


「可愛い人は赤いバラをいくらもらってもいいのさ。」

「あ、どーも・・・」



 みんなの揶揄、拍手・・・
 アキラさんってこういうことが言える人だったんだ・・・


「これから、あんた大変よ。私も大変だったもの、早田に決めるまで。」


 佳織さんの言っていた「これから大変」ってこういうことなのかな・・・







にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ

やばい・・・
 そろそろワコかな、なんて思ってた。だって特にプログラムは用意されてなかったから。奏者も名前を呼ばれて会場から舞台へ上がっていっているだけだから、名前を呼ばれるたびにいちいち「私?」という戸惑いが会場に広がっていたのだ。とくに舞台裏もない。


 名前を呼ばれたのは杉枝さんだった。


「ご存知のとおり、もう1年近く前になりますがコンクールで優勝して、今では海外でも活躍の場が与えられております。急なお願いにも関わらず、快くお引き受けくださり本当にありがとうございます。」


 東京の音楽学院の先生みたいな人が司会をしている。


「では、ドビュッシーの『喜びの島』をお願いします。」





 うっそーーー・・・


 ありえねぇ、このプログラムの後に、ワコのショパンのワルツ?


 ワコのレベル低すぎっ!!!


 しかも杉枝さん、当然だけれど、上手いっ!!!


 きつくてもエチュードを準備すべきだった。



「ワコ、ワコ、大丈夫?」

 琴音が震えだしたワコに気づいてくれた。

「どうしよーー、琴音、そろそろ私の番だよねえ。」

「多分、杉枝さんの次だよ、頑張れ、ワコなら出来るよ、」

「無理だよ、あんな上手い演奏の後だよ? 勘弁してーーー」






 『喜びの島』の演奏が終盤に差し掛かる。


 

 やばい・・・







にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ

死にたいよ
「ワコらしく弾けば大丈夫だよ。」 来てくれたのは優子先生。

「優子せんせーー、どーーしよーー!」

「大丈夫、今まで一生懸命練習してきたでしょ?」

「そんなに一生懸命やってなーーい・・・」

「大丈夫だって、落ち着いて。」

「・・・うん・・・」




 さらに悪いことに杉枝さんは演奏後ワコのところに来たのだ。



「いよいよ本日の主役、遠山和子さんです。
みなさん、盛大な拍手をお願いします。」
 ヤツはワコの手を握って舞台に連れて行こうとする。




 変なことすんなっ!!!




「おや?
緊張なさってますね、手がびっしょりだ。」 
みんなに聞こえるように大きな声で言う。




 バカやろーー、余計なこと、言うなっ!!




「僕がここに立って見守りましょう。どうぞリラックスなさって、」 ピアノの椅子を調整すると、ピアノの横に立ったのだ。




 余計緊張するわ、アホんだらっ!!

 余計なお世話だ、引っ込め、どアホッ!!






 でも杉枝さんは余裕の顔で立っている。

 琴音は心底心配そうな顔をしている。


「さあ、どうぞ、楽しみだなあ。」


 仕方ない、いつまでもピアノを前に何もしないわけにもいかない、

 って、引き始めたけれど、初めっから見事にミスタッチして、

 弾けば弾くほどどツボにはまるってヤツで、

 落ち着こうと思っても、焦るばっかりで、ミスタッチのたびに顔がゆがむ。

 お客さんの落胆が伝わる。だって『子犬のワルツ』だよ? これをワコが習ったのは3年生だよ? その時だってもっと上手に弾けてたってば・・・


 弾き終わって、お慰みの拍手。





 やってもた・・・





「お上手ですよ。」 とプロの杉枝さん。





 「お」をつけるな、「お」をっ!!!

 てめー、どっか行けよっ!! って言いたいよぉ・・・




 二曲目、『アラベスク』。


 こっちも悲惨だったけれど、さすがに奈津実先生の大特訓のおかげでミスタッチはなかったけれど・・・ 死にたいよ・・・







にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ

もっと早く来いっ!!
 
「練習のときはとっても上手だったんですよ、
だから私から彼女とのデュオを申し込みました。
私が彼女の力を引き出してみせましょう。」






 てっめーーー、ブッ殺すっ!!!





 杉枝はワコのピアノにショパンのコンツェルトの楽譜を準備して向かい合わせの自分のピアノに陣取った。
 さっきまで杉枝のいたところには、楽譜めくりの人。







「ワコ、どうしたの?
珍しく緊張しちゃって。」








 もっと早く来いっ!!!










にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ

俺だけに聞かせると思って
「一体今までどこにいたのよっ!」 ちょっと大きな声になっちゃった。

「シッ! ほら、彼は準備が出来たようだよ。」





 杉枝のアホは、いかにも自分が弾いてやるという顔をしてワコの準備を待っている。

 ふん、ゲス野郎っ!

 見てろよ、

 驚くようなショパンを聞かせてやるっ!






 第ニ楽章はワコから。

 いきり立って弾き始めようとした鍵盤の上に、センセが手を入れた。



 ん?

 弾けんじゃん。






「目、閉じて。

集中して。」





 優し〜声。




「今のまま弾いたら、悲しいショパンになっちゃうよ?」




 優し〜〜〜顔。




「俺だけに聞かせると思って。彼の音もよく聞いて。君が彼の音をサポートするのさ。」







 う〜〜〜〜〜ん(^。^)y-.。o○








 当然、大成功さ(^。^)y-.。o○









にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ

東京とは恐ろしいところに違いない
 演奏が終わった後、杉枝は悦に浸った顔で、自ら大きな拍手をしながらワコに近づいてくる。
 ついでにお客さんたちに向かってワコに拍手をするようにと催促している。



「すばらしい、ワコさん、
私たちの今の演奏は、ショパンとジョルジュ・サンドよりも美しかったのに違いない。」




 あはははは、
 よくもそんなセリフをイケシャアシャアと・・・(-_-;)
 ジョルジュ・サンドがピアノを弾けたなんて話、聞いたことがないんだけれど。確か彼女は作家でなかったかい?



 大きな拍手の中、杉枝のアホが握手を求めてきた。

 ここであまり無碍なことはしないほうがいい。


 ゲーーー、するんじゃなかった・・・(>_<)


 ねばねばーーって汗っぽい、最悪・・・



 琴音が飛んできてくれたから琴音の手を握って毒消し、毒消し(^^ゞ



「義範さん、おいでくださったんですね。」



 ワコが琴音と握手して飛び跳ねている間に、ワコの楽譜捲りは東京の音楽学院生たちに取り囲まれていた(>_<)、最悪その2



「何か弾いてくださいよ。」
「そうですわ、久しぶりに何か聞かせてください。」
「困りましたね、急にそんなこと言われても。」


 なんて言いつつも、


「では、リストの『愛の夢』を、この愛らしい遠山和子さんに捧げましょう。」



 (@_@;)



 ブルータスよ、お前もか(@_@;)



 東京の音楽学院で学ぶと恐ろしくキザなセリフを平気で言えるような体質になる?


 アキラと杉枝とセンセを見比べた。


 自信たっぷりのナルシストトリオ?




 東京とは恐ろしいところに違いない(@_@;)







にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ

愛の夢
 
 そのセンセの『愛の夢』は、ウソみたいにロマンティックでしかも大胆でダイナミックに進んでいく。



 うっそーーーー

 絶対に練習していたのに違いない。

 いつ練習していたの?

 暗譜してあるし、今までそんなに気にしたことなかったけれど、絶対に手が大きいんだ。

 ものすごい安定感。




 あっかーーーーん(゜o゜)



 センセとの愛の夢をついつい想像してしまう(^。^)y-.。o○

 ワコがお茶を入れるなんてどうですかーーー?

 あ、ワコがご飯を作るのですね。



 お帰りなさい、あ・な・た!

 お食事にする?

 お風呂にする?

 それとも、あ・た・し?




 きゃーーーーー、あ・た・し、ってそういう意味だったんだ・・・(@_@;)



 言葉の意味を理解し、一人で勝手に顔を赤らめながらセンセを見る。
 


 やられた・・・(^。^)y-.。o○



 この人にやられたの、何回目かなあ(^。^)y-.。o○









にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ

センセと話したいのにっ!
 パチパチパチパチ(^。^)y-.。o○


 なんて拍手している場合じゃなかった、

 センセの周りには東京の音楽学院の講師たちと思われる若くてピっチピチのねーちゃんたちが群がっていた(-_-;) きっとセンセとの愛の夢をみんな妄想していたのに違いないっ!




 センセの演奏が終わって、コンサートしていたホールみたいなところはいよいよ雑談大会に突入したらしい。杉枝のアホがピアノに陣取りそれこそ俺が弾いてやるって顔してる。


「前のコンサートで準備した曲で、今ではそんなに上手く弾けるわけではないのですよ、ミスタッチも許してね。」
「キャーーーっ!」


 黄色い声が飛んでた。
 杉枝ってヤツは身近なアイドルなんだろう。

 ワコの周りはいやらしいジジイたちが寄ってくる。

 センセと話したいのにっ!

 でもセンセの周りも、ねーちゃんだらけ(-_-;)


「うちの娘はどうでしたかな。」


 隣にはドレスアップしたお嬢さん。
 やっぱり今日の奏者は学院の関係者の娘さんたちだったんだ。どーーりで・・・


「とてもお上手でしたわ。プロを目指していらっしゃるの?」


 お嬢さんたちはみんなお世辞と気づかずに、恥ずかしそうに頬を染めたり、当然だという顔をしたり。


「どうやればプロになれるんですか?」


 知らんがな、そーーゆー話は奈津実オニババにしてくれよ。









にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ

センセはどこ行ったッ!

  その後もワコは色んな人につかまって、ようやく解放されたときには、ホールに残っているのは名古屋からの乗り入れ組だけだった。どうやらアキラさんも帰ったらしい。


「じゃ、ワコ、私はこれから成田なの。
ウィーンでコンクールに出てくるわ。
次は私の婚約式で会いましょう。」



「え、あ・・・ うん。コンクール、頑張ってね。」



 琴音はオニババと去っていく。

 もっと話したかったなあ・・・



「ワコはこれから帰るわよ。東京駅まで送っていくから。」

「え、優子先生は?」


「私も実はこれからイタリアなの。さくらにも会ってくるわ。伝言、ある?」

「あ・・・」



 みんな海外かよ・・・


「これ、あなたの新幹線のチケットよ。まだ二時間あるから間に合うね。」

「二時間?」


「指定席なのよ。」

「・・・指定席?」



 来るときだって混んでたら一本遅らせればいいよ、とすごく適当に来たじゃん。


「甲斐君がチケットを取ったみたいよ。
東京から一緒に帰ってくれるんじゃないのかな。」






 センセい(^。^)y-.。o○





 でもそのセンセが見当たらない。





 バカ野郎っ!!!









にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ
Copyright © 婚約式. all rights reserved.
[PR] 英会話 生命保険 アルバイト FC2ブログ 専門学校

カスタマイズ