こんな風に一途に愛されたら幸せでしょうね。小説です。

彼に昇格、ただし勝手に(^^ゞ
8/17(日) 軽井沢から帰る日


 ♪ターンタタターーン
 ♪ターンタタターーン
 ♪ターーンターーカターーーンターーカ



 鳴り響くウェディングマーチ♪



『あなたは病めるときも、健やかなるときも、あなたの隣にいるこの人を一生愛することを誓いますか?』


「誓うーーー!」


「何を?」





 ?????





「お姫様、お迎えにあがりました。ご気分はいかがですか?」





 にゃんで・・・?

 なんであなたがワコのベッドにいるの?





「お姫様、もうお昼ですよ? いい加減に起きろ!」

 ガバッと布団を剥がれたけれど・・・



 ふわぁぁぁぁーーーい(^^ゞ

 なんとも思わない自分も怖い(^^ゞ







 着替えて下に降りていくと、シーーンとしている?

 琴音は? 優子先生は? バイトのお手伝いさんは?

「大丈夫? ご飯は外で食べるからね。もうみんな帰ったよ。」

「ふーーん?」

 ワコって優子先生と帰る予定だったような・・・

「優子先生はとっくに帰ったの。今、何時だと思ってんの・・・・」


 うわ・・・すでに1時(^^ゞ
 確か10時に出発すると言われてたような(^^ゞ


「琴音さんは早田一家と途中でどこかの牧場で遊んでいくってさ。俺たちはどうする?」



 俺たち?



「優子先生が、ワコが全然起きないから、先に帰るからよろしく頼むって。」



「えーーーーっ!」

「うるさいって、」



 今頃やっと理解した。
 置いてかれた・・・
 センセと帰るの? ウキャ(^。^)y-.。o○








 帰りの準備、ワコが足を引きずるから、全部荷物を持ってくれて、いちいちヤツが止まってくれる。


「ごめん、ごめん、」

「もう機嫌は直ったの? 昨日の夜はやっぱり疲れていただけなの?」



 ん???

 そうか、ヤツの中で、ワコはまだ怒っているわけか。

 つうかヤツって言いにくいなあ。やっぱ、彼?

 うっふふーーー(^^♪




「そんなわけないでしょ? せっかくどなたかご親切な方からいただいたドレスを、あなたは破ったのよ?」



 一気にシュンとなった彼。

 うっふふーーーーー、

 これはいい(^。^)y-.。o○

 今日一日使えるかもーーー(^。^)y-.。o○







にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ

デートだデート
「お姫様、お昼ご飯、何にする?」

「えっと・・・、ケーキ(^^♪」

「アホかっ!」 パコーーン!


 イヤじゃないです、こういう関係(^。^)y-.。o○



 車は大きなショッピングセンターに入っていく。


「ま、ここなら何かあるでしょ。」 と二人でスパゲティ(^^♪


 しっかりケーキもいただいて、服屋さんを連れまわされてるワコ(^^♪


 くじいているおかげで自然にセンセの腕です(^^♪
 いーーえ、彼の腕(^^♪
 これってデート かな?




「どれでも好きなの買っていいからさ。昨日のお詫び。」

「うわおぅ! 高いの買っちゃおう!」

「いいよ。」

 ニッコリ微笑む
 ワコ、なんだか嬉しいです(^^♪
 きっとこれが幸せっていうのかな(^^♪




 心のどこかで、先生なのに、と思いつつ、
 もうすっかり気分は彼女(^。^)y-.。o○
 なんてったって、フィアンセ発言されたのだもの
 キスも済んでるのだし、その先ってなるとかなり考えにくいけど、
 ガッコが始まったらどうしよ、とか少ーーーし思うけど、
 んなことより、デートだデート(^。^)y-.。o○
 デートだなんて言葉、恥ずかしくって言えないけれど
 う・ふ・ふ〜〜〜




 今日の服屋にはちゃんと値札が付いている。安心して選べる。
 1000円や2000円くらいばっかりのを見ていたら、「こんなときくらい値段を気にするのは止めたら?」だって。こんなときってどんなとき?
 デートのときってことですかぁ〜〜〜(^。^)y-.。o○


 というわけで、以前から欲しかった赤毛のアンがかぶっていそうなシンプルな麦藁帽子と、ノースリーブのシンプルなワンピースを買ってもらったのだ。ワンピースは結局3万近かった。一目惚れで思わず手にとってしまい、でも値札を見ていつものようにムリだなと元に戻そうとしたワンピース。センセは、ううん、お金持ちの彼は「君に絶対に似合うよ」と、値段も見ずにさっさとカードで買ってしまった。


 麦藁帽子は3000円だった。これもやっぱり手に取ったワコからさっさと取り上げ、ポンと頭にのせると、「ウソみたいに似合っている」だって(^。^)y-.。o○








にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ

貧相な子です
 オープンカフェで今度はパフェ(^。^)y-.。o○
 麦藁帽子、かぶってます(^。^)y-.。o○


「それだけ機嫌がいいと、もう俺のことは許してくれたのかな?」

「えーーー、まだ(^。^)y-.。o○」

「どれだけタカる気だよ。」


 なんて彼は言うけれど、お顔はニッコリしているの。


「あとね、ワコね、お菓子と、かわいい小物と、そーーだ、ワコね、ネックレスが欲しいの。あ、昨日のネックレス、今、一応外して財布の中なんだけれど、あれって・・・」

「ワコが持っておいていいよ。」

「でもさ・・・あのネックレスって、何か深い意味があるよね。」

「まあ、あると言えばあるけれど、ワコが持っておいて。」

「・・・いいの?」

「いいよ。でも失くしたら、代わりにお前を差し出せよ。」

「・・・???」

「あはは。まあ、それくらいの意味があるネックレスだ。あれは俺がいないときでもワコを守ってくれる。」


 一気に大人の男の顔になった彼。

 あーー、もう名古屋なんて帰らなくって、
 軽井沢でずっと恋人ごっこしていたい(^。^)y-.。o○






 って時にアクシデントは起きる。


「まあ、よしのりちゃんじゃなくって? こんなところでお会いするなんて、珍しいわね。」


 明らかに彼の顔から血の気が引いた。


「こちらが噂の妹さん?」


 あ、ワコ、妹に見られるのか。


 ヤだなあ、おばさん、彼女ですってば、彼女、
 もっと言えばフィアンセ(^。^)y-.。o○ かも(^。^)y-.。o○
 正式なわけじゃ、もちろんないけど、でも彼は、ワコにフィアンセになってもらいたいと思っているのよ、素敵でしょ?


 でもちょっと上品かもと思ったおばさんは、ワコの値踏みさえしなかった。


「『俺のフィアンセ』発言、聞いたわよ。いよいよあなたも結婚する気になったの?だったら甲斐家も一安心ね。でもあのパーティー、うちの娘もいたけれど、そのフィアンセだって紹介された子、随分貧相で骨と皮だけみたいな橋の下で拾ってきたような子だったんですって? 真理ちゃんにおっかけられるのがイヤになって、適当な子を連れてきただけだろうって言ってたけど・・・この子も随分貧相ね・・・貧しい子の援助でもする慈善事業でも始めたの?」








にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ

言葉にできません
「そんなに泣くなよ・・・」


 単純に泣いているワコです・・・

 それもシクシクやウェーーンではなく、

 静かに静かに、ひたすら、涙が流れてくるのを手で拭いているだけのワコです。

 周りの目があって、ウェーンと出来ないのです、まだオープンカフェだから。


 あの、ちょっと上品かもしれないと思ったクソババアは、

 言いたいことだけ言うと、

 ワコにどんだけ鋭い刃物が刺さったかなんて全く気にせずに、

 彼がワコを「この人が私の・・・」って紹介してくれようとしているのも完璧に無視して


「それじゃ、またね。うちの麗華もあなたが気に入っているのよ。一つ年上だけれど、こっちは全然気にしないんだけれどな、」などと自分の娘をアピールして、さっさと去っていったのでした〜〜〜



「ネックレス、付けていようよ。出しな。」


 素直に財布の中から出しました。

 そして彼に差し出しました。


 彼は受け取ると勘違いしたらしくって、ワコにつけてくれようとします。


 涙のまま首を手で隠して横に振りました。





 違います、せんせい・・・

 それ返します・・・

 やっぱりワコじゃダメなんです・・・

 あなたにふさわしくないんです・・・






 って言葉にできないんです・・・

 ネックレス、受け取ってください・・・








にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ

俺の本気
「少しは落ち着いた?」


 あの後センセはワコの肩をしっかりと抱いて車まで連れてきてくれて・・・




 ここはどこでしょう・・・




 見渡す限り自然だけ。
 店屋もありません。
 誰かに出会うとしたら、リスさんか、ウサギさんか・・・





「この先に俺の母親が住む家がある。
でもそれは同時にさっきのイヤなおばさんと同じ種類の人間に会う可能性がとっても高くなるってことなんだ。
ネックレスをしない君を、ここから先に連れて行って、さっきみたいに不用意に傷つけてしまうかもしれない、
そんなことは俺にはできない。」








「君が決めていい。

ネックレスをして、俺の母親が住む家を見に行くか、

このまま帰るか、

それともネックレスをしないで1人で見てくるか・・・

ネックレスをしていない君を連れて歩けば・・・

またどんな言われ方をするか分からないんだ・・・」







 
「まだ若すぎる君にそれをつけていいかどうかの判断なんかつかないだろ?

それも分かるんだ。

だからここにも連れてこないで帰ろうかと思った。

だけど、傷ついた君に、

俺の本気さを分かってもらうのに、

これが一番理解しやすいはずだ。」







「歩くとここからどれくらいかかりますか?」

 センセはワコがネックレスをつけないで1人で見に行くという選択をしたことを理解してくれた。




「5分くらいだ。まっすぐに行きなさい。ここは普段はみんなが使わない裏道だから、誰かに会うことはまずないと思う。もしも誰かに会っても遊びに来ているだけだと言って逃げておいで。」







 車を降りたワコにセンセが渡してくれた鈴。





「レンガの家だよ。クマさんに気をつけて。」





 ( ̄Д ̄;;







にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ

道すがらに思ったこと
 ううう、ワコ、足をくじいてました(>_<)
 痛いです!


 自分が足をくじいていたことを忘れていた照れ隠しにセンセを見ると
 センセも忘れていたらしくって、笑ってました(^^ゞ


 でも、見に行きます!
 センセのお母さんの住む家。
 だって、そういう意味だもんね?
 大事なことだよね?
 うん(^^♪


 ん?
 センセのお母さんの住む家?
 ということは、センセが住んでいた家ではないということ?


 センセは母親が住む家を見に行くかと言った。
 母親に会いに行くとは言わなかった。


 いろんな不安がよぎりました。
 でも・・・
 母親に会いに行くと言われたら、
 ワコはもっと戸惑ったでしょう。

 ひょこたん、ひょこたん、と頑張ります!

 びみょーに・・・

 お父さんはどこなんでしょう・・・(^^ゞ





にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ

華がない子です
 センセの言うとおりまっすぐに歩いていくと、数件家が並んでいるのが見えた。


 レンガの家、すぐに分かった。



『ひょっとしたらテラスで車椅子に座ってるかも。来るヤツを全部食ってやろうって虎視眈々と狙っている食虫花みたいさ。こっちから寄っていかなければ何もしないと思うよ。』
 

 
 ずいぶんひどい言い方だ、と思ったけれど、今まで出会った金持ちババアたちのことを思うと、覚悟がいるべ、とも思う。



 ヨーロッパ調の茶色の家は水まきを終えた後らしい。
 花々がしっとりと濡れて、水玉がお日様に輝く。



 家の中はシンと静まり返っていて誰もいないみたいだった。







 キャンキャンキャンと犬が泣いた。小型犬の泣き声。

 隣の家の人? おばあさん? ふくよかな人。

「お散歩? よろしかったら寄っていかない? こんなところに初顔の人なんて珍しいのよ。」


 あれ? センセのお母さん?
 でもセンセのお母さんなら車椅子に乗っている、んだよね?


「あ、いえ、帰らないと家の人が心配しますから。」

「そう? あなた・・・」


 ふくよかなおばあさんはじっとワコを見て微笑んだ。


「アップルパイを焼いたの。持っていって。」と犬のリードをワコに渡すと茶色の家の隣に入っていった。お隣さんか。


 ふくよかなおばあさんは確かに可愛らしいバスケットにアルミホイルを入れたのを持っているのだけれど、その隣には細めのおばあさんもいるわけで、


「ほんと? 義範のフィアンセ?」
「絶対にそうよ、あのボーーッとした顔、覚えているもの。」
「そんなに貧相な子なの?」
「ううん、顔じゃないわよ、雰囲気よ。優雅さがないのよ。なんて言うのかなあ、立ち居振る舞いに華がない、見た感じ、全くのふつうの子よ。義範ってああいう子がいいのかしら。それともやっぱり噂どおり、適当な子を・・・、あら、ごめんなさい、聞こえちゃったわよね・・・」





「いいえ・・・(-_-;)」








にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ

ズレ
 車に戻ったとき、センセは中で寝てた。
 ちょっとは心配してくれてるのかなあ、なんて思ったのに。
 クマさんも出るだなんて言ったのにぃ・・・



「どうだった?」
「うん、誰もいなかったよ。」
「そう、じゃあ寝ていたのかなあ。俺の母親に会わなかったのはラッキーだったよ。ほかに誰か会った?」



 センセはエンジンをかける。



「うん、太ったおばあさんと痩せたおばあさん。」
「・・・無事だった?」
「・・・華が・・・ないんだってさ、俺のフィアンセには・・・」



 車は走る・・・









「華、磨こうよ。」
「へ?」


 背中を向けてふて腐れていたワコにセンセが言った。


「例えば茶道とか、テーブルマナーとか、化粧の仕方とか・・・、習おうよ・・・」
「・・・」
「費用とかそんなの、もちろん気にせずに。」
「・・・時間がないよ・・・」
「学校祭が終わったら・・・」
「ワコには・・・必要ないよ。」
「それって、俺とはそういう気はないってこと?」
「・・・・・・」














「疲れた?」
「へ?」
「急に無口になったから。」


 あの後、ずっと無言でいた。
 何も考えてなかった。
 ただ、雲をずっと見ていた。
 もうじき雨が降りそうだ、と・・・
 センセと深く関わるのにはかなりの努力がいるのかも、なんて漠然と思いながら。


 車は田舎の道を通る。
 ワコはどこを走っているのかさっぱり分からないけれど、
 たまに見る地名から、どうやら長野県内にいるらしい。


「少し疲れた。」
「飯、食うか。」
「うん。」


 あたりはそろそろ夕闇・・・


 センセは躊躇なく高価そうなお蕎麦屋さんを選んだ。
 我が家で旅行なんてしていたら、絶対にママが「高そうだ」っていうような店。


「どうかした?」 車から降りようとしないワコを怪訝そうに見る。
「・・・この店、高そう・・・」
「・・・高いってどのくらい? なんでワコがお金を気にするの?」
「あんまりお金持ってなくって・・・。優子先生がお金はいらないから持ってくるなって・・・」
「俺も、君に払わせるつもりなんて全然ないけど? ほら、行こうよ。」


 でもやっぱりメニューの数字は全部いつもワコたちが食べる二倍や三倍はするわけで・・・


「何にする?」
「ざるそば。」 もう迷う暇もなく、メニューの一番上の、つまり一番安いモノ・・・

「ワコがそれを食べたいの?」
「うん・・・」
「てんぷらとか、いらない?」
「・・・うん・・・太るし・・・」


 センセはなんとも言えないイヤな顔をしたけれど、思い切ったらしい。


「骨と皮だけの、橋の下で拾ってきたような子。

もっと食えよ。一体君のどこが太ってるんだよ。

それとも、金の心配をしたのか?」





 昼までは楽しいデートだったのに・・・









にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ

フィアンセの先
 センセは結局はざるそばを頼んでくれて、自分は豪華なものを頼んでいちいちワコに食べてみるようにと取り分けてくれる。

「あ、うどんもおいしいよ。」とワコのつゆの中に入れてくれる。

「食べましょう。」

「うん・・・」

 お互いの不自然な笑顔。

「スイカはいかが?」

「うん・・・」

 一口かじって・・・
 むせてしまって・・・

「いらないなら、いいよ・・・ ムリしなくったって・・・」

「いや・・・ 偶然だよ・・・ ほんと・・・ スイカ、好きだし・・・」

「俺といると・・・ つまらない?」 


 ううん、違うんじゃないかな・・・


「ワコといると・・・ つまらなくさせるんじゃないかな。 ワコは・・・一緒にいられるだけで、それでも嬉しいんですけど・・・ でも・・・」





 お財布の中からネックレスを取り出した。

 唐突に自分でそうしてしまった。






「これ、お返しします・・・ ワコはあなたにふさわしくないようです・・・」



「・・・努力を惜しむつもりですか?」

「え?」

「華がないと言われたら、華を咲かせようとは思いませんか?

骨と皮だけと言われたら、たくさん食べてもう少し太ろうと思いませんか?

知らない人に何か言われただけで、あなたは好きな男を諦めるんですか?」




 センセはワコが落ち込んでいた理由を分かっていた・・・

 でも・・・



「はっきり言っていいですか?」


「どうぞ。」







「ワコは、確かにあなたが好きみたいです。

この間までは、ワコはそれを認めなかったですよね。

でもどうやら好きみたいです。

でもそれが・・・どういう好きか、よく分からないんです。

フィアンセと言ってもらえて、とっても嬉しいと、今は思います。

でも聞いたときは驚くばかりで、正直怒りさえ感じました、なんだかバカされたようで・・・

お金ないと・・・ こっちがどういう気持ちかも聞いてさえもらえないのかって・・・

あなたの言っている努力って、それこそフィアンセになることを意味してますよね?

フィアンセってその先もありますよね。

ワコは、まだそこまで考えられません。」




 うん、これは確かにワコの気持ちだ。







にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ

遊び?
 センセはニッコリしてくれた。


「あまりにもっともすぎて、笑ってしまったよ。

当たり前だ、まだ15才の君が、そんな先のことまで考えられないのなんて

本当に当たり前だ。

それでも努力をするということは、君のためになると思わないかな。

華がある、ないって多分振る舞いのことだろう。

華のある人ってのは立っているだけで光っているものだ。

そういうのは自信からあふれてくるものなんだ。

茶道なんかの習い事をしてみるとか、どう?

立ち居振る舞いも美しくなるし、師範なんかになれば自信にもなるだろう。

君は今ひとつ自分に自信を持ててないようだし。」


「あなた相手に自信を持つのは難しいです。」


「人と比較している時点で、それは自信とは言わないよ。

それから、もう一ついいかな。


君は俺とどういう関係になりたいと思ってくれている?

恋人になりたいと思ってはくれるの?」






「今日の昼は、まるで恋人同士のようで、楽しかったですよ。」





「そう。

じゃあ、恋人同士になったとして、

君はその先のことは考えないの?」






「え?」





「恋人までがいいの?

ということは、俺との関係は遊び?」






「・・・え・・・」








にほんブログ村 恋愛ブログ 教師と生徒の恋愛へ 人気ブログランキングへ
Copyright © 婚約式. all rights reserved.
[PR] 英会話 生命保険 アルバイト FC2ブログ 専門学校

カスタマイズ