あーあ、結局変なこと引き受けさせられちゃったよ・・・
俺がワコを襲いたいと歌うわけか。
確かにワコに何度か襲いたいと言ったけど、
あれは襲えないと分かっているから言えるセリフだよ・・・
地獄的な気分だよ。
大拒絶、間違いナシ!!
『いーーーーっヤッ!!
変態っ!!
ドスケベっ!!!
エロ教師ッ!!!
教師のくせにっ!!!
訴えてやるッ!!!
ありえないッ!!!』
これくらい想像しておけば、
実際に本人から言われてもダメージ少ないかなあ・・・
絶望的だ・・・
学校祭の『魔笛』の準備は4月からやってるもんなあ。正式には3月からだもんな〜
広瀬とワコの合格が分かった瞬間からマヒロとさくらと優子先生のテンションの上がり方は異常だった。
『今年こそオペラが出来る〜〜〜!!!』
それで優子ちゃんはなんだかんだと言いながらも、ワコのレッスンのたびに発声練習を取り入れたし、琴音さんまで巻き込んでミニコンサートを仕立てたと聞いたときは、正直引いた。
優子ちゃんに、あとは俺がオッケーを出すかどうかだと言われ、どうやって歌ってもらおうと考えあぐねていたときに宿題を忘れてくれた。
あーあーー、どうやって説得しようかなーーー、
なんて考えているときに、アイツは問題を起こす・・・
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俺がワコを襲いたいと歌うわけか。
確かにワコに何度か襲いたいと言ったけど、
あれは襲えないと分かっているから言えるセリフだよ・・・
地獄的な気分だよ。
大拒絶、間違いナシ!!
『いーーーーっヤッ!!
変態っ!!
ドスケベっ!!!
エロ教師ッ!!!
教師のくせにっ!!!
訴えてやるッ!!!
ありえないッ!!!』
これくらい想像しておけば、
実際に本人から言われてもダメージ少ないかなあ・・・
絶望的だ・・・
学校祭の『魔笛』の準備は4月からやってるもんなあ。正式には3月からだもんな〜
広瀬とワコの合格が分かった瞬間からマヒロとさくらと優子先生のテンションの上がり方は異常だった。
『今年こそオペラが出来る〜〜〜!!!』
それで優子ちゃんはなんだかんだと言いながらも、ワコのレッスンのたびに発声練習を取り入れたし、琴音さんまで巻き込んでミニコンサートを仕立てたと聞いたときは、正直引いた。
優子ちゃんに、あとは俺がオッケーを出すかどうかだと言われ、どうやって歌ってもらおうと考えあぐねていたときに宿題を忘れてくれた。
あーあーー、どうやって説得しようかなーーー、
なんて考えているときに、アイツは問題を起こす・・・
「広瀬くん、おはよう(−−〆)」
「お、おはよう、鎌田さん^^;・・・、何(^^ゞ、どうかした?
君から挨拶してくれるなんて。嬉しいけれど。」
「何か私に隠してない?」
「何のこと(゜-゜)???」
にわかには思い出せない??
「随分前の話だもんね。忘れたかな。私のピアノ伴奏、悪かったわねえ。練習したんだってね。上手だったもんねえ。」
「なっ、何のことかなあ。知らないなあ。」
「顔が引きつっているよね。」
「き、気のせいだよ。」
「ドアの方に逃げようとしていない?」
「いやいや、そんなことはしていないさ。」
広瀬はドアを目指して後ずさる。
「逃げたい(^_^)?」
「分かるう(^_^;)?」
「待ちやがれッ<(`^´)>!」
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「お、おはよう、鎌田さん^^;・・・、何(^^ゞ、どうかした?
君から挨拶してくれるなんて。嬉しいけれど。」
「何か私に隠してない?」
「何のこと(゜-゜)???」
にわかには思い出せない??
「随分前の話だもんね。忘れたかな。私のピアノ伴奏、悪かったわねえ。練習したんだってね。上手だったもんねえ。」
「なっ、何のことかなあ。知らないなあ。」
「顔が引きつっているよね。」
「き、気のせいだよ。」
「ドアの方に逃げようとしていない?」
「いやいや、そんなことはしていないさ。」
広瀬はドアを目指して後ずさる。
「逃げたい(^_^)?」
「分かるう(^_^;)?」
「待ちやがれッ<(`^´)>!」
「待て!くそ広瀬!」
階段をものすごい勢いで飛び降りる。
待て、と言われて待つヤツなんていない。
階段を三段飛ばしくらいで降りていってる?
一階まで降りたとき、広瀬が止まっているのが見えた。
ヨッシャ!
「広瀬ぇーー」
そこにいたのは、百瀬学園の理事長、ついでに音楽学院の理事長でもあるおばあちゃんだったのだ。この人が琴音の本物のお祖母様になる。慌てて急ブレーキ、でもちょっと間に合わなくって広瀬に突っ込んだ。
「ギャッ!」 ひいっ!
広瀬がワコを止めてくれた。
「義成に鎌田さん、お元気そうで何よりですね。」
理事長の顔がかなり引きつっていた。にしても、一介の卒業生の名前まで覚えているのか。理事長ってすごいな。
「おはようございます。お祖母様!」
あ、そうか、広瀬にとっても本物のお祖母様だ。ワコはといえば息が切れてて挨拶もできない。そこへ現れたのが校長先生と赤城先生と甲斐先生だったのだ。なんでこの面子なんだろ。
「鎌田さん、元気そのものね。」
「お、おはようございます!」
元気に元気に叫んで突っ立っていたら、
「鎌田さん、すっかり深山高校に馴染んだようね。よかったわ。」 微妙に引きつってる。
しまった!
「理事長先生、おはようございます。」
声のトーンを落として、丁寧にお辞儀した。
「元気なことはいいことよ。」
理事長先生はとてもにこやかに微笑んだ。
さすが百瀬の理事長!!!
優雅だ・・・
ん?
甲斐先生がワコを睨んでいる。
なんで?
んなことよりっ!!!
「騙したんだよね。」
「ワコ、違うよ、その、騙したっていうか、その、」
「ワコ、あなたの言葉に感動したのにッ!!!
だから歌ったのにっ!!!
まさか騙されていたなんてねっ!!!
とんだお笑いザマだわ。ギャッ!!!」
ん?
首に手がある?
首根っこをつかまれてる?
ワコはネコ? にゃーん(^^ゞ
後ろには鬼のような甲斐先生がいたけれど、
「放して!何、どうして?」
「どうしてだあ?
お客様の前で、みっともないと思わないのかっ!」
あなたの怒声もみっともないよ・・・(-_-;)?
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階段をものすごい勢いで飛び降りる。
待て、と言われて待つヤツなんていない。
階段を三段飛ばしくらいで降りていってる?
一階まで降りたとき、広瀬が止まっているのが見えた。
ヨッシャ!
「広瀬ぇーー」
そこにいたのは、百瀬学園の理事長、ついでに音楽学院の理事長でもあるおばあちゃんだったのだ。この人が琴音の本物のお祖母様になる。慌てて急ブレーキ、でもちょっと間に合わなくって広瀬に突っ込んだ。
「ギャッ!」 ひいっ!
広瀬がワコを止めてくれた。
「義成に鎌田さん、お元気そうで何よりですね。」
理事長の顔がかなり引きつっていた。にしても、一介の卒業生の名前まで覚えているのか。理事長ってすごいな。
「おはようございます。お祖母様!」
あ、そうか、広瀬にとっても本物のお祖母様だ。ワコはといえば息が切れてて挨拶もできない。そこへ現れたのが校長先生と赤城先生と甲斐先生だったのだ。なんでこの面子なんだろ。
「鎌田さん、元気そのものね。」
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元気に元気に叫んで突っ立っていたら、
「鎌田さん、すっかり深山高校に馴染んだようね。よかったわ。」 微妙に引きつってる。
しまった!
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「元気なことはいいことよ。」
理事長先生はとてもにこやかに微笑んだ。
さすが百瀬の理事長!!!
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ん?
甲斐先生がワコを睨んでいる。
なんで?
んなことよりっ!!!
「騙したんだよね。」
「ワコ、違うよ、その、騙したっていうか、その、」
「ワコ、あなたの言葉に感動したのにッ!!!
だから歌ったのにっ!!!
まさか騙されていたなんてねっ!!!
とんだお笑いザマだわ。ギャッ!!!」
ん?
首に手がある?
首根っこをつかまれてる?
ワコはネコ? にゃーん(^^ゞ
後ろには鬼のような甲斐先生がいたけれど、
「放して!何、どうして?」
「どうしてだあ?
お客様の前で、みっともないと思わないのかっ!」
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「大変お見苦しいところを、失礼いたしました。
きつく言って聞かせますので。
粗相をどうかお許しください。」
広瀬とセンセが二人で頭を下げていて、ワコは口を塞がれて強引に頭を下げさせられた。
首根っこ持たれて、すんごく強引に理事長の前から退去。
廊下を曲がった瞬間に叫んでやった。
「ざけんな、放せっ!!この野郎っ!!!」
「なんて口の利き方だっ!!!」
今度はほっぺをつねられたっ!!
「痛いって、くおっらっ!!!」
「ハンカチ口に押し込むぞっ!!」
(>_<)
んでまた首。
「放してよっ!!悪いのはあいつっ!!!」
そうだ、ワコが悪いんじゃないっ!
悪いのは広瀬だっ!!
広瀬がワコを騙したからっ!!!
くっやしいーーー!!!
資料室の中に投げ飛ばされた・・・(>_<)
広瀬は大人しく従っている。
「お客様の前で、小学生じゃないんだぞっ!何やってるんだっ!」
「中学のときの理事長!広瀬にいたっちゃ実のお祖母ちゃんじゃん!なんで怒られないといけないのよ!」
「廊下は運動場じゃないっ!百瀬で廊下を走るとどうなった?」
うわっ(>_<)
見つかった回数が増えるのにしたがって、最後はやっぱり叩かれる。
「ほら、どうしたの?都合が悪くなったらダンマリ?」
「はあ?ここは深山高校だってば。」
「関係ないっ!!正座っ!!」
「ギャッ」上から押さえつけられた。
「暴力だっ!!!」
ムカッ(*`Д´*)ノ"彡☆
(○`ε´○)フン
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きつく言って聞かせますので。
粗相をどうかお許しください。」
広瀬とセンセが二人で頭を下げていて、ワコは口を塞がれて強引に頭を下げさせられた。
首根っこ持たれて、すんごく強引に理事長の前から退去。
廊下を曲がった瞬間に叫んでやった。
「ざけんな、放せっ!!この野郎っ!!!」
「なんて口の利き方だっ!!!」
今度はほっぺをつねられたっ!!
「痛いって、くおっらっ!!!」
「ハンカチ口に押し込むぞっ!!」
(>_<)
んでまた首。
「放してよっ!!悪いのはあいつっ!!!」
そうだ、ワコが悪いんじゃないっ!
悪いのは広瀬だっ!!
広瀬がワコを騙したからっ!!!
くっやしいーーー!!!
資料室の中に投げ飛ばされた・・・(>_<)
広瀬は大人しく従っている。
「お客様の前で、小学生じゃないんだぞっ!何やってるんだっ!」
「中学のときの理事長!広瀬にいたっちゃ実のお祖母ちゃんじゃん!なんで怒られないといけないのよ!」
「廊下は運動場じゃないっ!百瀬で廊下を走るとどうなった?」
うわっ(>_<)
見つかった回数が増えるのにしたがって、最後はやっぱり叩かれる。
「ほら、どうしたの?都合が悪くなったらダンマリ?」
「はあ?ここは深山高校だってば。」
「関係ないっ!!正座っ!!」
「ギャッ」上から押さえつけられた。
「暴力だっ!!!」
ムカッ(*`Д´*)ノ"彡☆
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「甲斐先生、プリント、ここに置いておきますね。」
「おお、いつも悪いね。」
ブルドッグ!!!
親しげにセンセに声をかけるんじゃねえッ!!!
「工藤は廊下を走ったりしないよなあ。」
「廊下? 急いでいるときは走りますけれど。」
「でも男子を追っかけて、『この野郎!』とはやらないだろ?」
「あは、それはやらないですね。」
ムカムカムカッ!!!
先生がワコを嫌味たっぷりに見たからブルドッグもつられてワコを見た。
(-。−;)
二人に見下された!
「工藤、もう戻れ。始まるぞ。」
「失礼します。」
「はい、御苦労様。」
クドウ・・・
先生だもん、当然だよね・・・
みんなに優しいんだよね・・・
そんなの、当たり前だよね・・・
「鎌田、どうしたの? もう涙?」
「泣いてないっ!」 ヾ(*`Д´*)ノ"彡☆
「鎌田?」 (;´▽`A``
「何!」 ヾ(*`Д´*)ノ"彡☆
「はア、どうかした??」 (;^_^A
広瀬の方はすっかり大人しくしている。その様子を見た甲斐先生が広瀬に言った。
「もう二度とこういうことのないように。」
「すみませんでした。」
「行っていいよ。」
「あ、いえ・・・」
「行きなさい。」
「あ・・・はい・・・」
広瀬はワコをちらりとすまなさそうな顔で見たけれど、何も言わずに立ち去った。
広瀬のバカ・・・
「お前もそこに手をついて謝れよ。そしたら今すぐに無罪放免にしてやる。」
相変わらず上からの物言い。謝るって何を? 廊下を走ったこと?
「鎌田?」
「何を謝るの?」
「え?廊下で、」
「廊下で走るのはいけないのかもしれないけれど、先生にぶつかったわけじゃないよ。
お客様の前で学校に恥かかせたっていうんなら校長先生に謝るから。
先生は生活指導でも何でもないじゃない。なんで先生に謝るの。」
納得いかない。
「教師はみんなで生徒のことを指導しているの。
俺が生活指導の教師じゃないからって、俺の前でタバコ吸うわけ?
絶対そんなことしないでしょ?」
「タバコは法律違反じゃない!校則違反とはレベルが違うわ!」
よくもまあ、考える前に言葉が出てくるわ。自分でも感動だ。
「分かった。」
シェルが今までになく真面目な顔をしている。
「謝るまでずっと正座していなさい。
ただし教室の隅でね。
君の授業を受ける権利を剥奪することはできないから。
行きなさい、授業が始まる。」
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ブルドッグ!!!
親しげにセンセに声をかけるんじゃねえッ!!!
「工藤は廊下を走ったりしないよなあ。」
「廊下? 急いでいるときは走りますけれど。」
「でも男子を追っかけて、『この野郎!』とはやらないだろ?」
「あは、それはやらないですね。」
ムカムカムカッ!!!
先生がワコを嫌味たっぷりに見たからブルドッグもつられてワコを見た。
(-。−;)
二人に見下された!
「工藤、もう戻れ。始まるぞ。」
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クドウ・・・
先生だもん、当然だよね・・・
みんなに優しいんだよね・・・
そんなの、当たり前だよね・・・
「鎌田、どうしたの? もう涙?」
「泣いてないっ!」 ヾ(*`Д´*)ノ"彡☆
「鎌田?」 (;´▽`A``
「何!」 ヾ(*`Д´*)ノ"彡☆
「はア、どうかした??」 (;^_^A
広瀬の方はすっかり大人しくしている。その様子を見た甲斐先生が広瀬に言った。
「もう二度とこういうことのないように。」
「すみませんでした。」
「行っていいよ。」
「あ、いえ・・・」
「行きなさい。」
「あ・・・はい・・・」
広瀬はワコをちらりとすまなさそうな顔で見たけれど、何も言わずに立ち去った。
広瀬のバカ・・・
「お前もそこに手をついて謝れよ。そしたら今すぐに無罪放免にしてやる。」
相変わらず上からの物言い。謝るって何を? 廊下を走ったこと?
「鎌田?」
「何を謝るの?」
「え?廊下で、」
「廊下で走るのはいけないのかもしれないけれど、先生にぶつかったわけじゃないよ。
お客様の前で学校に恥かかせたっていうんなら校長先生に謝るから。
先生は生活指導でも何でもないじゃない。なんで先生に謝るの。」
納得いかない。
「教師はみんなで生徒のことを指導しているの。
俺が生活指導の教師じゃないからって、俺の前でタバコ吸うわけ?
絶対そんなことしないでしょ?」
「タバコは法律違反じゃない!校則違反とはレベルが違うわ!」
よくもまあ、考える前に言葉が出てくるわ。自分でも感動だ。
「分かった。」
シェルが今までになく真面目な顔をしている。
「謝るまでずっと正座していなさい。
ただし教室の隅でね。
君の授業を受ける権利を剥奪することはできないから。
行きなさい、授業が始まる。」
誰が正座なんかするもんか!
教室へ戻るとすでに授業が始まっていた。
一時間目と二時間目の間に広瀬は何度も何度も「ゴメン」と言ったけれど、徹底的に無視しつくした。
三時間目、国語、やばいけど・・・
「ねえ、ワコ、」
「・・・」
「ねえ、騙したわけじゃなくって、その、話を聞いてよ。」
「・・・」
「琴音ちゃんに頼まれたんだよ。」
ああ、優子先生はそんなことを言っていたなあ。
でも関係ないよ。
あんたは私を騙して歌わせた。
本当は歌いたくなかった。
でもあんなふうに、泣きそうに言われたら・・・
そこにヤツがやってきた。
ニ時間目が伸びたから、休み時間がとっても短かったのだ。
広瀬が慌てて席に戻った。
ワコは普通に椅子に座ってた。
正座のこと、忘れていたわけではない。
先生を見たとたんに心臓がバクバクしだした。
怒られるのに違いない。
今からだけでも後ろに正座しにいくべきだ。
その方が無難だ。
でも納得いかないもん。
廊下を走ったくらいでずっと正座なんて絶対理解できないもん。
先生はすぐさまワコのまん前に来て、ブラウスを掴んで、ワコを吊り上げた。
「怒られたいのか?」
息が・・・苦しい・・・
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一時間目と二時間目の間に広瀬は何度も何度も「ゴメン」と言ったけれど、徹底的に無視しつくした。
三時間目、国語、やばいけど・・・
「ねえ、ワコ、」
「・・・」
「ねえ、騙したわけじゃなくって、その、話を聞いてよ。」
「・・・」
「琴音ちゃんに頼まれたんだよ。」
ああ、優子先生はそんなことを言っていたなあ。
でも関係ないよ。
あんたは私を騙して歌わせた。
本当は歌いたくなかった。
でもあんなふうに、泣きそうに言われたら・・・
そこにヤツがやってきた。
ニ時間目が伸びたから、休み時間がとっても短かったのだ。
広瀬が慌てて席に戻った。
ワコは普通に椅子に座ってた。
正座のこと、忘れていたわけではない。
先生を見たとたんに心臓がバクバクしだした。
怒られるのに違いない。
今からだけでも後ろに正座しにいくべきだ。
その方が無難だ。
でも納得いかないもん。
廊下を走ったくらいでずっと正座なんて絶対理解できないもん。
先生はすぐさまワコのまん前に来て、ブラウスを掴んで、ワコを吊り上げた。
「怒られたいのか?」
息が・・・苦しい・・・
教室中シンと静まり返った。
怒られたくなんてない。
静まり返った教室でワコたちが主役。
広瀬が慌てて飛んできた。
「先生、ひょっとして朝の続きなんですか?
だったらあれは確かに俺が悪いんです。
俺がこいつを騙したんです。
だから鎌田さんが怒るのも当然で、」
「怒ったら何をしてもいいのか?」
それ、そっくり今のあんたに返す・・・
怒ったらこんなことしていいのかよ・・・
「いや、それは・・・」
「廊下を走ってとんでもない醜態を晒したのがお前のせいだというのなら、お前が彼女の分まで謝れ。」
とんでもない醜態って、そんなにひどかった???
「すみませんでした。」
「土下座しろッ」
土下座???
広瀬は一瞬戸惑った。当たり前だ。でもすぐに床に突っ伏した。
「なぜ?廊下、走った、くらいで、そんな、こと?」
絶え絶えだ。言葉になった?
「俺に恥をかかせるからだっ」
ますます締め上げてくる。苦しいよ・・・
「先生に、恥、なんか、かかせて、いない。」
「ワコ、おとなしくして」
ガッシャ〜〜〜ンッッ!!!
ワコを止めようとして立ち上がった広瀬を先生が跳ね飛ばした。
カジャガシャってすごい音。
みんなサッと広瀬を起こして机と椅子を直している。
「怒らせるなと言ってあるだろ。」
またまた突き刺す声。
そうだった・・・でも、
「納得が、いかない・・・」
「すみません!二人で先生の気が済むまで正座しています!許してください!」
広瀬はさらに土下座した。
「なんでなの?」
いっつもこの人のいいなり・・・
「あとでケーキでも何でも奢るから、とにかく言うこときいてっ!!!」
ケーキ・・・???
なぜ???
なんであなたが そんなこと、するの???
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広瀬が慌てて飛んできた。
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俺がこいつを騙したんです。
だから鎌田さんが怒るのも当然で、」
「怒ったら何をしてもいいのか?」
それ、そっくり今のあんたに返す・・・
怒ったらこんなことしていいのかよ・・・
「いや、それは・・・」
「廊下を走ってとんでもない醜態を晒したのがお前のせいだというのなら、お前が彼女の分まで謝れ。」
とんでもない醜態って、そんなにひどかった???
「すみませんでした。」
「土下座しろッ」
土下座???
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「なぜ?廊下、走った、くらいで、そんな、こと?」
絶え絶えだ。言葉になった?
「俺に恥をかかせるからだっ」
ますます締め上げてくる。苦しいよ・・・
「先生に、恥、なんか、かかせて、いない。」
「ワコ、おとなしくして」
ガッシャ〜〜〜ンッッ!!!
ワコを止めようとして立ち上がった広瀬を先生が跳ね飛ばした。
カジャガシャってすごい音。
みんなサッと広瀬を起こして机と椅子を直している。
「怒らせるなと言ってあるだろ。」
またまた突き刺す声。
そうだった・・・でも、
「納得が、いかない・・・」
「すみません!二人で先生の気が済むまで正座しています!許してください!」
広瀬はさらに土下座した。
「なんでなの?」
いっつもこの人のいいなり・・・
「あとでケーキでも何でも奢るから、とにかく言うこときいてっ!!!」
ケーキ・・・???
なぜ???
なんであなたが そんなこと、するの???
なんで?
なんで広瀬がそこまでする?
謎すぎる・・・
広瀬の言動が不思議すぎて、シェルに反抗する気が失せちゃった。
その瞬間に先生はワコを放してくれた。
二人で後ろで正座。
でもなんで?
なんで廊下を走ったらこうなる?
誰かとぶつかって相手を大怪我させたとかなら分かる。
だいたい先生に恥をかかせたって何?
有耶無耶なままだから正座したからって一時間おとなしくなんてとてもできない。
足を崩しまくってついには胡坐をかいた。
「頼むから、いい子にしててよ。」
ふんッ!
「教科書もないしーーー」
何も持たずに後ろに来ちゃったのだ。
「今度こそ殺されるよ。」
「そしたら奴は刑務所だ。バンザーイ!」 ヘンッ(`^´)!
「ケーキとパフェ。」
お、パフェが増えた。
「どうしよっかなーーー」
「ねえ、頼むって。」
二人でこそこそやっていたら、ワコの教科書が思いっきり飛んできた。
バシャンッ!!
コントロール、すごすぎ。
ワコと広瀬のド真ん中・・・。
びっくりしていたら今度はシェルがノートも投げそうな勢いだったので、慌てて正座した。
怖いよお。
こそこそっと広瀬の背中(^^ゞ
盾になってね、広瀬くぅん(^^ゞニャン! 暴力はぁ〜絶対反対っ!
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謎すぎる・・・
広瀬の言動が不思議すぎて、シェルに反抗する気が失せちゃった。
その瞬間に先生はワコを放してくれた。
二人で後ろで正座。
でもなんで?
なんで廊下を走ったらこうなる?
誰かとぶつかって相手を大怪我させたとかなら分かる。
だいたい先生に恥をかかせたって何?
有耶無耶なままだから正座したからって一時間おとなしくなんてとてもできない。
足を崩しまくってついには胡坐をかいた。
「頼むから、いい子にしててよ。」
ふんッ!
「教科書もないしーーー」
何も持たずに後ろに来ちゃったのだ。
「今度こそ殺されるよ。」
「そしたら奴は刑務所だ。バンザーイ!」 ヘンッ(`^´)!
「ケーキとパフェ。」
お、パフェが増えた。
「どうしよっかなーーー」
「ねえ、頼むって。」
二人でこそこそやっていたら、ワコの教科書が思いっきり飛んできた。
バシャンッ!!
コントロール、すごすぎ。
ワコと広瀬のド真ん中・・・。
びっくりしていたら今度はシェルがノートも投げそうな勢いだったので、慌てて正座した。
怖いよお。
こそこそっと広瀬の背中(^^ゞ
盾になってね、広瀬くぅん(^^ゞニャン! 暴力はぁ〜絶対反対っ!
「足、痛いよお(>_<)」
国語はなんとか終わった。
センセはそれ以上はからんでこなかった。ふぅ・・・
みんな音楽の授業で移動し始めて人が少なくなったから、寝転んで足を上に上げてパンパンしていたら広瀬がスカートを持ってくれた。
「見えるよ。」
「そのまま、持っててよ。」
「見るよ。」
「ダメ!」
立ち上がろうにも、さすがに痺れていた。
「中学じゃないんだよ、正座ってある? 本当にケーキ、頼むよ。」
「本当にもう。じゃあ、今日でどう?」
「行く!モンブランでいい?」
放課後のケーキ、ゲット(*^_^*)!!!
百瀬学園は正座レベルの体罰は当たり前という古風な学校です。文句があるなら辞めろってことですかね。甲斐先生が他の生徒に体罰を命じたことはありません。担任を持っていないし部活も文学研究会ですから、無茶苦茶怒らないといけない場面に遭遇することは、まずありません。幸せな先生ですねえ。
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国語はなんとか終わった。
センセはそれ以上はからんでこなかった。ふぅ・・・
みんな音楽の授業で移動し始めて人が少なくなったから、寝転んで足を上に上げてパンパンしていたら広瀬がスカートを持ってくれた。
「見えるよ。」
「そのまま、持っててよ。」
「見るよ。」
「ダメ!」
立ち上がろうにも、さすがに痺れていた。
「中学じゃないんだよ、正座ってある? 本当にケーキ、頼むよ。」
「本当にもう。じゃあ、今日でどう?」
「行く!モンブランでいい?」
放課後のケーキ、ゲット(*^_^*)!!!
百瀬学園は正座レベルの体罰は当たり前という古風な学校です。文句があるなら辞めろってことですかね。甲斐先生が他の生徒に体罰を命じたことはありません。担任を持っていないし部活も文学研究会ですから、無茶苦茶怒らないといけない場面に遭遇することは、まずありません。幸せな先生ですねえ。
音楽の時間。
一学期の締めくくりに自由にグループに分かれて何か演奏してほしいって。
すごく自然に千歳とくっついた。
「何やる?」
「何でもいいわよ。ねえ、今回は何をしたの? というか何に恨みを買ったの?」
「はい?」
「シェルよ、シェル。」
「ああ。恨みなんて、人聞きの悪い。今回は廊下を走っただけよ。」
「それだけ?」
え・・・(^^ゞ
「・・・猛スピードで・・・」
「危ないなあ。」
「・・・お客さんがいて・・・」
「(-_-;・・・あんた、ちゃんと謝らなかったんでしょ。シェルが怒るのも無理ないかもよ?」
え・・・(^^ゞ
「あんたって、ほんとトラブル多いよね。甲斐先生とも広瀬とも。」
そう言われれば、そうかも・・・
ため息しかでないよ。
そこにすごく自然に広瀬と須田が合流。これじゃあ、昼ごはんのメンバーじゃないか。
「今日、七夕だね。」
ああ、そうだねえ。
「織姫と彦星、会えるかなあ。」
「さあ・・・千歳って案外ロマンティックなんだねえ。」
という感想はみんなの共通のものだったらしい。
「七夕の夜、好きな人と星を見たら、両想いになれるんだって。」
「へー。そうなんだ。」
「へー。知らないなあ。」
「へー。初耳だよ。」
「当たり前よ、今私が考えたんだもん。」
(^^ゞ
(^^ゞ
(^^ゞ
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一学期の締めくくりに自由にグループに分かれて何か演奏してほしいって。
すごく自然に千歳とくっついた。
「何やる?」
「何でもいいわよ。ねえ、今回は何をしたの? というか何に恨みを買ったの?」
「はい?」
「シェルよ、シェル。」
「ああ。恨みなんて、人聞きの悪い。今回は廊下を走っただけよ。」
「それだけ?」
え・・・(^^ゞ
「・・・猛スピードで・・・」
「危ないなあ。」
「・・・お客さんがいて・・・」
「(-_-;・・・あんた、ちゃんと謝らなかったんでしょ。シェルが怒るのも無理ないかもよ?」
え・・・(^^ゞ
「あんたって、ほんとトラブル多いよね。甲斐先生とも広瀬とも。」
そう言われれば、そうかも・・・
ため息しかでないよ。
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「今日、七夕だね。」
ああ、そうだねえ。
「織姫と彦星、会えるかなあ。」
「さあ・・・千歳って案外ロマンティックなんだねえ。」
という感想はみんなの共通のものだったらしい。
「七夕の夜、好きな人と星を見たら、両想いになれるんだって。」
「へー。そうなんだ。」
「へー。知らないなあ。」
「へー。初耳だよ。」
「当たり前よ、今私が考えたんだもん。」
(^^ゞ
(^^ゞ
(^^ゞ
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