夢?
変な汗・・・あのお兄ちゃんがワコの初恋の人?
昼・・・???
あれ???
下に降りていくとママがいた。
「おはよう。」
「おはよう、あんた大丈夫?」
「うん。」
頭の包帯は、なんとなく覚えているような・・・
昼からステーキが出てきた。
「どしたの、これ?」
「とにかく体をしっかり作れってさ。」
「それが特大ステーキになるわけ?」
「だって朝、持ってきたもん。」
「誰が。」
「あんたの先生。」
誰、それ?
「昨日、ずっとあんたの寝顔を見ていたわよ。思いつめた顔、格好良かったなあ。もともと顔の作りがいいもんね。」
「ちょっと、それって甲斐先生?」
「うん。」
「部屋に入れたの?」
「うん。だって抱っこされてたもん。ベッドまで運んでくれたわよ。」
「ありえんっ!っつーー」
つゥ・・・、頭、痛っ!
「とにかく頭下げまくっていたわよ。言い訳一切しないでさ。俺の責任だ、の一点張りだもの。何があったのよ。」
「あの汚い部屋に入れたの?」
「入れた。二度。」
「二度?」
「今朝はお肉とケーキ持ってきたからさ。そのまま帰すのも何だし。冷蔵庫に入ってるよ、おいしそうなの。」
うわ、マジうまそ。
「あ、そうそう、担任の先生って人も来たけれど、玄関で帰ってもらったよ。せんべいだった。」
ふーーん、せんべいよりはケーキだよね。
「夜もステーキでもいい?」
えっ!それは嫌。
おいしそうなケーキ。
実際おいしい(^^♪
これはベリー尽くしですか?
ストロベリー、ラズベリー、その他知らない実だらけ。
その他ショートケーキ、モンブランまで名前は分かったけれど、まだまだたくさん。
今日は一日ケーキだ(*^_^*)
変な汗・・・あのお兄ちゃんがワコの初恋の人?
昼・・・???
あれ???
下に降りていくとママがいた。
「おはよう。」
「おはよう、あんた大丈夫?」
「うん。」
頭の包帯は、なんとなく覚えているような・・・
昼からステーキが出てきた。
「どしたの、これ?」
「とにかく体をしっかり作れってさ。」
「それが特大ステーキになるわけ?」
「だって朝、持ってきたもん。」
「誰が。」
「あんたの先生。」
誰、それ?
「昨日、ずっとあんたの寝顔を見ていたわよ。思いつめた顔、格好良かったなあ。もともと顔の作りがいいもんね。」
「ちょっと、それって甲斐先生?」
「うん。」
「部屋に入れたの?」
「うん。だって抱っこされてたもん。ベッドまで運んでくれたわよ。」
「ありえんっ!っつーー」
つゥ・・・、頭、痛っ!
「とにかく頭下げまくっていたわよ。言い訳一切しないでさ。俺の責任だ、の一点張りだもの。何があったのよ。」
「あの汚い部屋に入れたの?」
「入れた。二度。」
「二度?」
「今朝はお肉とケーキ持ってきたからさ。そのまま帰すのも何だし。冷蔵庫に入ってるよ、おいしそうなの。」
うわ、マジうまそ。
「あ、そうそう、担任の先生って人も来たけれど、玄関で帰ってもらったよ。せんべいだった。」
ふーーん、せんべいよりはケーキだよね。
「夜もステーキでもいい?」
えっ!それは嫌。
おいしそうなケーキ。
実際おいしい(^^♪
これはベリー尽くしですか?
ストロベリー、ラズベリー、その他知らない実だらけ。
その他ショートケーキ、モンブランまで名前は分かったけれど、まだまだたくさん。
今日は一日ケーキだ(*^_^*)
「ねえ、ママ、ワコの初恋って五歳の時?」
「どうしたの?急に。」
「ん?だって覚えていないんだもん。」
「そうよ、何度か話したでしょ。よっちゃん、よっちゃんってくっついて離れなくて。可愛かったわよ、あなた。よっちゃんもまんざらではなかったと思うわよ。」
いや、相手が五歳では・・・
「その時、その人はいくつだったの?」
「えっと、中二だったよ。」
ということは十四。九歳差か。ふーん。
「その人、今もロンドンなの?」
「違うわよ。」
ママがニタッと笑った。
どうかした?
ワコが初恋のことを知りたがったけれど、ママは何があったのかを知りたがった。
話題を変えよう。
「ねえ、ママ、結婚ってどんな感じ?」
「結婚?」
「やだ、ママ、そんなに驚かないでよ。ワコだって年頃の娘なんだよ。」
「まあそうか。結婚って・・・」
ママは思案顔。
「結婚って、愛とか恋とかじゃなくって生活ってことよ。病気の時に看病できるか、落ち込んでいるときに傍にいられるか、特に下痢しているときのオナラに耐えられるかよ。」
下痢のオナラ(-。−;)
「夢も希望もなくすようなこと言わないでよ。」
「だってパパのオナラ、強烈でしょ?あんたは結婚して家を出れば済む話かもしれないけれど、ママは一生よ。」
まあ・・・確かに。でもママ、幸せそうに笑っているよね。
駆け落ちまでしたんだったっけ。
おかげでワコは父方のジジババに会ったことがない。
毎年お年玉の額が友達の半分くらいということは子どもにとってはきついけれど、パパとママが駆け落ちする時にそんなことまで考えたわけがないし。
何よりパパとママは幸せそうだ。
部屋を片付けたけれど、遅すぎるよな、あーあ。
夜も結局ステーキになった。
冷凍すればいいと言うと、こんなにおいしそうなお肉を冷凍なんてもったいないんだそうだ。
昼と夜とステーキ食ってもうまくないって。
「相手が王子様だとこうなるのよね。」
ママがパパを皮肉っぽく見ていた。
「嫌なら先に断っとけよ、あいつは俺の上をいくから、今回のステーキ六枚は考えた数だろう。」
「あなたの筍一箱は本当に大変だったのよ。」
「まあいいじゃないか。自分で採ったから嬉しくって、どうしても君に食べてもらいたかったのさ。」
二人で熱いし、ステーキ厚いし(-。−;)
駆け落ちをしたパパの実家とは音信はないが、そこそこの金持ちらしいということはなんとなく知っている。
話から想像するに甲斐先生はもっと金持ちで、「あいつ」と呼ぶということはパパとは知り合いということになる?ふーむ。
夜、部屋で考えた。ひょっとして朝また来る?
もっと掃除しよう。
「どうしたの?急に。」
「ん?だって覚えていないんだもん。」
「そうよ、何度か話したでしょ。よっちゃん、よっちゃんってくっついて離れなくて。可愛かったわよ、あなた。よっちゃんもまんざらではなかったと思うわよ。」
いや、相手が五歳では・・・
「その時、その人はいくつだったの?」
「えっと、中二だったよ。」
ということは十四。九歳差か。ふーん。
「その人、今もロンドンなの?」
「違うわよ。」
ママがニタッと笑った。
どうかした?
ワコが初恋のことを知りたがったけれど、ママは何があったのかを知りたがった。
話題を変えよう。
「ねえ、ママ、結婚ってどんな感じ?」
「結婚?」
「やだ、ママ、そんなに驚かないでよ。ワコだって年頃の娘なんだよ。」
「まあそうか。結婚って・・・」
ママは思案顔。
「結婚って、愛とか恋とかじゃなくって生活ってことよ。病気の時に看病できるか、落ち込んでいるときに傍にいられるか、特に下痢しているときのオナラに耐えられるかよ。」
下痢のオナラ(-。−;)
「夢も希望もなくすようなこと言わないでよ。」
「だってパパのオナラ、強烈でしょ?あんたは結婚して家を出れば済む話かもしれないけれど、ママは一生よ。」
まあ・・・確かに。でもママ、幸せそうに笑っているよね。
駆け落ちまでしたんだったっけ。
おかげでワコは父方のジジババに会ったことがない。
毎年お年玉の額が友達の半分くらいということは子どもにとってはきついけれど、パパとママが駆け落ちする時にそんなことまで考えたわけがないし。
何よりパパとママは幸せそうだ。
部屋を片付けたけれど、遅すぎるよな、あーあ。
夜も結局ステーキになった。
冷凍すればいいと言うと、こんなにおいしそうなお肉を冷凍なんてもったいないんだそうだ。
昼と夜とステーキ食ってもうまくないって。
「相手が王子様だとこうなるのよね。」
ママがパパを皮肉っぽく見ていた。
「嫌なら先に断っとけよ、あいつは俺の上をいくから、今回のステーキ六枚は考えた数だろう。」
「あなたの筍一箱は本当に大変だったのよ。」
「まあいいじゃないか。自分で採ったから嬉しくって、どうしても君に食べてもらいたかったのさ。」
二人で熱いし、ステーキ厚いし(-。−;)
駆け落ちをしたパパの実家とは音信はないが、そこそこの金持ちらしいということはなんとなく知っている。
話から想像するに甲斐先生はもっと金持ちで、「あいつ」と呼ぶということはパパとは知り合いということになる?ふーむ。
夜、部屋で考えた。ひょっとして朝また来る?
もっと掃除しよう。
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