センセ、絶好調!!   (小説です(^^ゞ)

☆ プライベートでっ!! ☆
ピアノのレッスンでした。

でも最近はピアノはちょっとセーブしています。

勉強、まじめにやばいですから・・・

つい先日も怒られました。

日ごろどんな勉強をしているのか事情聴衆!?され、

「そろそろ音楽に進むのか、そうでないのかくらいは決めるべきだ」と言われました。

その通りですよね。

音楽に進みたいならそれなりの準備をしないと・・・



ピアノも音楽も好きなんです。

でも音大に進むか、というと、ちょっと・・・と思ってしまいます。

でもピアノの先生は最近は声楽も教えてくれます。

ひょっとして音大受験の準備なんでしょうか・・・






 コメも読んでね。

そうそう、そろそろ
 ムッカっくっ!!!

 何なのよ、一体!!!

 誰だっ!!

 この、


 ・・・くそジジイ? くそババア?


 なんとなく男な気がするけれど・・・


 えーーい!
 早速メールだっ!!


「ブラックペッパーさん、

私、四大に行けるほど頭よくないんですっ!!

勉強するの、しんどくって。高校の勉強についていくの、すごく辛いんです。

おバカだからっ!!

ピアノ弾いてるのも、勉強から逃げてるだけなのかもって思ったり。

だから四大なんて行けないです。

ダメダメ子なんです。

お気に障るでしょうから、これきりで。

さよならっ!!!」





 あーーーー、書きたいこと書いたらちょっとすっきりした。

 お風呂、入ってこよっと。

 あれ・・・メール来てる。

 返信? にしては早いよねえ?




「アンさん、気に障っているのは、あなたの方でしょ。」



 うわっ、ヤツだっ!!!



「すごく正直な書き方で思わず笑ってしまいました。」



 なんだとっ(#`皿´) !!



「そんなアンさんのこと、ダメダメ子だなんて思わないですから安心してくださいね。」

 あんたがどう思おうと関係ないわっ!!!

「まず自分をおバカというのはやめましょう。本当におバカになってしまいますよ。」

 だからバカなんだってば、分かんない人だなあ!!

「それから進学校の勉強なんて辛いに決まっていると思いませんか?

お友達に聞いてみてください。みんな程度の差はあれ、

辛いと思っているのではないですか?

ピアノは好きなら続ければいいと思いますよ。

その先生だって弾くなと言ったわけではないでしょ?」



 弾くな、とは確かに言わなかったけど・・・



・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚゚



『お前、進路はどうするの?』
『このままだとぉ〜〜就職ぅぅーー?』
『バカ、こんな成績で、どこの会社も採ってくんないぞ。それに深山には就職に関するノウハウはほぼない。毎年みんな進学するから、就職するというなら自分で探さないといけない。』

 就職って学校で探してくれるんだ・・・

『どうして素直に四大に行こうと思わないんだ。深山の子は普通はみんな四大だぞ。』
『今の私の成績じゃ行けないもん。』
『だったら勉強しようとは思わないの? 音楽は? 一生懸命やってるみたいだけれど、そっちに進まないの?』
『音大はお金かかるよ』
『・・・お金の問題なの?』
『え・・・ま・・・まあ・・・』

 あの日は有耶無耶にしたけれど。



・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚゚





 センセは音楽を選ぶなと言ったわけじゃなくって、どっちにするんだ?って聞いてきたんだ。

 ワコだって分かってる。

 音楽で進むんなら、準備は早く始めるのに越したことはない。



 なーーに考えてんだか。

 目の前のブラックをやっつけるのだっ!!!

 初メールですんごい馴れ馴れしい。

 どーーせすげべなエロジジイだろう。




「ブラックペッパーさん

そうですね、ガッコのセンセはピアノを弾くなとは一言も言いませんでした。

でもホントにおバカだから。

あなたに指摘されたみたいに、

漢字、ぜんぜん出来なくて、間違えてばっかりだし、

ブラックペッパーさんはきっと頭いいんですね。」




「アンさん

あなただって頭いいんじゃないですか?

もう一度言うよ。自分をおバカと言うのは絶対にやめなさいね。

漢字は努力しなくては覚えられません。」




 やめなさいってあんたに命令されたくないよ。



「ブラックペッパーさんへ

おバカはおバカなの〜〜〜

バカはバカらしくぅ〜〜〜

おツムたんないから〜〜〜

ちんぷんかんぷん

げんきよく

ちんぷんかんぷん

かわいくね、でしたっけ、ヘキサゴン。

男の人っておバカな女の子の方がいいんでしょ???」




 なんて送っちゃったけれど、ブラックペッパーさんって男なのかな。



「アンさん

少なくとも僕はバカな女の子は嫌いですよ。何かあったんですか?」




 何かあったって・・・

 あんたじゃないか、ケンカ売ってきたのっ!!!

 あれ???



「何もないです。嫌われちゃったかな(>_<) おやすみなさい。」

「おやすみなさい。いい夢を。」


 いい夢・・・みたいなあ・・・


「そうそう、そろそろ定期テストじゃないんですか?」 


 

 Σ( ̄ロ ̄lll)






放置宣言!!
ワコが書いたブログですよ。
コメにはブラックペッパーさんから励ましが付きますよ。
『婚約式』を放置するわけじゃないですよ(*^_^*)


放置宣言!!

来週から期末テストなので、

お勉強のため、しばらくブログ、離れますっ!!!
(今までもあんまり書いてないけど(^^ゞ)

テスト、うまくいくように祈ってくださいっ!!!








 ブラックペッパーさんのメールで定期テストを思い出したワコです(^^ゞ しっかりしろよ、ワコ!!

ブルドッグ登場!
「鎌田、勉強はどう?」

 はい???

 いつもの先生だからそんなに気にする必要もないんだけれど、唐突に声かけられて、マジメに戸惑った。

「見てやろうか?」

 へえ???

「勉強、見てやるよ。放課後、資料室へ来いよ。」

「あ、でも・・・」


 やばくないですか?

 ワコだけヒイキされているみたいで・・・

 担任にバレたら、またその・・・嫌がらせ・・・、

 センセのファンに知れたら、ワコもヤバイし・・・、


「成績悪いからお呼び出し。安心して来いよ。」


 いいのかなあ・・・???







 実力テストの結果が返ってきた。

国語 真ん中よりちょっと下くらい・・・
英語 真ん中より下くらい・・・
数学 下から数えて三番目(>_<)←学年で・・・つうか最低点(>_<)

 成績悪くてお呼び出し。口実でもなんでもなく・・・真実だね、とほほ。




 放課後の資料室

 その勉強をしているときに、知らない子がやってきた。

「失礼しま〜す。 まあ、居残り? あなた、いつも漢字テストで残ってる子よねえ。」

 あなた誰?

「工藤、余計なことはいいから。用事は何?」

「あ、すみませ〜ん、この文法、よく分からないんですぅー」

「えっとここは・・・」

 何か難しい問題集みたい。
 その子はセンセの横で腰を折って、んなことしたら、ブラ見えるぞっ!!
 って見せてんのか?
 胸、ありそうだもんな〜 太ってふくよかな子だもん。

「そっかーー、さすがせんせぇ、初めて見た問題でも、すぐ解けちゃうんですね。」

「ありがと。他に質問は?」

「今日はこれだけですぅ〜」

「そう、気をつけて帰りな。」

「さよおなら〜〜〜」


 部屋を出て行くときにヤツが嫌〜〜〜な目つきで、ガン飛ばしてった。




 ムカッ(*`Д´*)ノ"#




「鎌田、こっちでやろう。」

 衝立の後ろの応接セットへ荷物を運んでくれる。

「マジ、ムカついた! くねくねしてて。」

「まあまあ。」

「センセのファンなんでしょ?」

「まあまあまあ、そんなに怒らずに・・・」


 なだめようとしてくれるセンセが、ちょっと嬉しかった。





 色別会話対応表にワコの制服について書きました。よろしかったらご覧ください。

声を出さないでね
 放課後



「鎌田さん?」

「はい・・・・・・?」

「まいりましょうか。」

 まいります・・・(´Д`|||)
 おベンキョのお誘いですよねえ・・・
 なぜだか資料室で・・・昨日ベンキョさせられてくれましたよねえ・・・
 あれの続きってことですよね・・・

 明らかにワコの帰りを狙っていたんですよねえ・・・
 昇降口で・・・目立ってますが・・・

 もっともワコとセンセがよくバトルをしているということは、面白おかしく尾ひれがついて出回っている話題らしいから、ワコがセンセの後ろを俯いて歩いていくのを、みんなはクスクスっと見送るだけだけど・・・




「分かった、センセ、ワコと一緒にいたいんだ。」

「うん、そう(*^_^*)」



 負けた・・・



「家は大丈夫? 6時までに帰ればいいの?」

「はい。母より先に家にいればいいです。」

「お母さん、仕事?」

「パートです。」

「ふーーん。」



 ひょっとして変な情報を渡してしまったかも・・・





 それて結局資料室。

「応接セットでやって。」

 今日は最初から衝立の後ろ。

 やっぱワコだけここで勉強してるとヤバいんじゃん。

 まあ、ベンキョするか、と英語。


















「声を、出さないでね。」
「へ(〃゚д゚;A」
 耳がコショコショってして、




 へ(〃゚д゚;A




 すっごい集中してたから・・・

 全然センセに気付かなくって・・・

 気付けばセンセの口がワコの耳元にあるわけで・・・


 変な意味・・・・・・・・・・・・に取れちゃった・・・

 あのね、センセ、別の意味・・・、ワコにも、ちょっとだけ、分かった(>_<)・・・

「うっ・・・」

 ってどーーーーゆーーーー顔をするべきなんだーーーーー???




 何も分かんなかったフリするのが正解???


 だよねえ、

 だってセンセは先生なんだから変な意味なんて持たせてないって・・・

 いやいや、独身男性だってば・・・

 いやいやいや、単なる生徒に・・・

 いやいやいやいや、教師と言えどもただの男・・・

 いやいやいやいやいや、教師は教師、特にワコの好きなセンセがんなこと・・・


 ワコが好きな???


 ごじょーーだんっ!!!

 あんだけ無茶苦茶いじめられてたのに、

 これでセンセが好きなんて認めたら、マジ、Mじゃないかッ!!!



「なにをかんがえてるのかな。」

「へ(〃゚д゚;A」



 いたずらっぽく微笑まれて、

 耳まで真っ赤になったはずだ・・・

 心ん中、見透かされたような気がして(´Д`|||)




 多分すごい顔で悩んでいただろうワコの頭をクシャクシャってして

「誰かが来たときは、声、出さないでね。」と衝立の向こうに消えた。



 ハアーーー(;´Д`A ``

 誰か助けてよ・・・







 ドキドキしちゃって、ベンキョが手につかないってば・・・



 矢部センセが出てったのを確認してから、コソコソっとセンセのそばへ言った。

「どした? 質問?」

「ん・・・うん、聞いていい?」

「ん? ベンキョのことじゃないな?」

 なんで分かっちゃうんだろ・・・

「うん、あのね・・・センセって・・・・・・・・・・・・独身?」

 センセはパッと笑顔になって、両手を開いてキラキラ星。

「ん?」

「指輪、ないでしょ?」

 ああ、そういう意味か。





 んなこと聞いたからって・・・どうなるモンでもないけど・・・






日常
「あの、野口さん、いますか?」

「あ、はい、ちょっと待ってください。ちひろ〜〜〜」


 廊下に待ち人あり、と伝えた。
 男の子。
 スリッパの色から、先輩?


「せんぱ〜〜〜いっ!!!」


 千尋は嬉しそうに走っていった。


「演劇部の部長よ。」
「あ、そうなんだ。」
「最近、急接近。」
「ふーーーん。」
「今度デート行くんだって。」

「・・・千尋って甲斐先生じゃなかったの?」

「競争率高いからやめるんだって。」

「ふーーーん。」そういうもんなのか・・・

「そういうワコは?」
「え?」
「好きな人。」


 いませんって。


「そういう千歳は?」




「空が、青いねえ」

 ああ、千歳もあの補習に出てたんだもんな。

「とっても青いねえ」

「何なに? あの『空が青いね』? ワコちゃん、あの日、大丈夫だったの?」

「結局補習、全部外されたんだぜ、ありえねえって。」

 須田と広瀬、最近よく平気で話しかけてくるようになったなあ。特に広瀬。

 みんながワコとあなたをくっつけようとする。

 でも、冗談なんでしょ???
 




『空が青くなった!!』

 あなたの声が、ふいに聞こえた。




生徒の一人
 放課後、

 センセに捕まらなかった。

 昨日と一昨日つかまえてくれた。

 でもやることって勉強だし・・・それだってセンセがずっと見ててくれるわけじゃない。

 ほとんど一人でベンキョしてる。それはそれで先生が近くにいるのだから、

 ベンキョははかどるんだけれど。


 もう、ワコのことなんかどうでもよくなったのかな・・・

 昨日までのが気まぐれだったのかな・・・

 このまま帰ってしまえばいい・・・のに

 帰れなくって、靴、履き替えたのを、また履き替えて、二階へ行った。


「失礼します。」

 いかにも用事って感じを装う。一応英語の質問は1個用意した。無視されたら矢部先生に質問して帰ればいいもん。

「ああ、鎌田、ちょっと待ってて。そこに座って宿題でもやってて。」

 よかった。とりあえず無視されてるわけじゃない。

 部屋の中にある事務机。センセは誰かがいるときにはワコを応接セットには連れてかない。

 先生は他の学年の人に捕まっていた。

 2年か3年?

 進路相談?

 そんなの自分の担任にしてよね。

 大学の話し? センセと同じ大学に行きたいって?

 この辺りで一番の国立大学・・・

 どんだけ頑張ったってワコには入れない大学・・・

 ああ、この人はワコには釣りあわない、きっと・・・

「あなたの成績なら、今から頑張れば大丈夫ですよ。」 

「ああ、よかった。ムリだって言われたらどうしようって・・・」

 相談していた子が涙を拭う仕草をした。

 ホントには涙は出てないんでしょ?




 その子が帰ってった。

「鎌田、来てくれて嬉しかったよ。迎えに行こうと思ったのに、急にさっきの子が来ちゃって。」

「別に・・・先生なんだから、仕方ないでしょ?」

 センセが何にも言わなかったから、ノートから顔を上げた。

「そういう言い方・・・、するんだ・・・」

 でも、仕方ないのは事実じゃん!!!

 バタンとノートを閉じた。

「今日は帰ります。勉強は、家でやります。ちゃんとやりますっ! 帰りますっ! さよならッ!!」


 センセに止める隙さえ与えなかった。

 ホントは止めてほしかったのに・・・







 ワコは生徒の一人なんだってば・・・

 ただの生徒なんだってば・・・

 どんだけかわいがってもらってるって思ったって、

 ワコは生徒の一人にすぎないっ!



 独身だって分かったからって、何の意味もないっ!!!
 



恋愛音痴
 今日は迎えに来てもらわなくっても、自分から行かなくっても、絶対に2人きりになれる。だって木曜日・・・木曜日、つまり漢字の日・・・

「今日も居残りなんですか? そろそろ受かったらいかがですか、漢字。」

 ムカッ!!

「定期テストの前なんですから、早く帰ってお勉強したらいかがですか?」

 ムカムカムカッ!!!

 もう必死で覚えていつもの時間よりは早く終わった、ドベだったけど(>_<)

「さよなら。」

「ふーーん、ホントに帰るんだ。」

 帰れって言ったのはあんただろ。

「昨日は家で勉強進んだ?」

 (>_<)

「ほら、見てあげるから、資料室、行くよ。」

「いい、帰る。」

「ダーーメ。そんなんで帰っても、結局勉強なんて手につかないくせに。」

 なんでこの人には分かっちゃうんだろう。

 昨日、あの後、ずっとピアノを弾いていた。しかも思いっきりブルーな気分に浸れるベートーヴェンを中心に・・・



「ほらっ!!」

 グズグズしているワコの手を、センセが引っ張った。

「あ・・・」

 不意打ちで、慌ててカバンをひっ付かんで、連れられてく・・・


 すごい力強くって・・・




 でも・・・誤解しちゃいけない・・・

 センセはワコを、生徒の一人としてかわいがってくれてるだけ・・・



「なんで・・・こんなこと・・・してくれるの?」

「君が言ったじゃないか、センセはワコといたいんだ、って。俺はちゃんと『そうだ』と答えてあるはずだ。」



 あーー、ダメだ。

 ワコの質問を分かっててはぐらかしているのか、全然伝わってないのか・・・

 頭のいい人だもの、分かっていたら「そういう気持ちは迷惑だ」くらい言うよね。

 伝わってないんだ。

 ちょっと待て、頭がいいなら気付くよな???

 分かった、こいつは恋愛音痴っ!!




 今までのだって、全部ワコの誤解なんだ。

 広瀬とケンカしたとき、なぐさめてくれたのも、先生だからなんだ・・・

 お刺身やケーキは本当に口止めだったんだ。



 それでも・・・目の前の・・・独り占めできた笑顔に・・・ついつい微笑んでしまう・・・


 忘れよ、

 忘れろっ・・・

 忘れたっ!!!




ブルドッグ
「鎌田、今日も資料室で勉強してっていいよ。」

「あ、今日はピアノの・・・」レッスン日。

 逃げれるのが嬉しいような・・・つまらないような・・・


 ゲッΣ( ̄ロ ̄lll)



 気色悪しうなりしに〜〜〜(機嫌悪くなった(>_<))



「鎌田、テスト前はピアノのレッスンは控えなさい。それとも音大へ進むことにしたの?」

「あ、いえ・・・」



 かなりご立腹のご様子・・・


 そうだよな・・・
 音大に行くつもりはない。
 テスト前のレッスンくらい休むべきだよな・・・
 でも急に今さら休むのも、優子センセに悪いし・・・



「せんせ〜〜〜!!」

 誰? 知らない子が飛んできた。なんかブルドッグみたい。ギャンギャンギャーーーン、て感じだ。シッポが凄い勢いで振られてるのが見える気がした。

「おお、工藤。」

 工藤って、あいつか・・・この間ワコのこと睨みつけたヤツ。

「せんせぇって『文学研究会』っていうのの顧問なんですかあ〜〜〜?」

「そうだよ。どこで知ったの。」

「部活の先輩が教えてくれましたあ〜〜〜」

「へーえ。」

「私、入りたいんですけれどぉ〜〜〜」

「え、でも君だけになっちゃうよ?」

「あたし、古典が好きなんですぅ〜、教えてもらえませんかぁ〜〜?」

「研究会は授業じゃないから、教えるという感じじゃないよ。自分たちで調べる感じさ。」

「へーーえーーー」

「もしやりたいんなら、3人くらいになってからね。仲間と意見を交換するのが楽しいと思うよ。」

「はーーーい(^^♪」


 くねっとしてドタッと走ってった。
 のばした語尾にイラついたっ(`Д´メ)!!! 
 あいつ、絶対シェル狙い!!


「お前が入れよ!!」

 あの子と一緒にか?

「イーーヤっ(`Д´メ)!!」


 あのブルドッグに負けるとは思わないが、センセにはライバルがいっぱい。千尋みたいに別の誰かに乗り換えてしまう、いいアイデアなんだろうなあ。

 って、ワコはセンセなんて好きじゃないっ!!!

 あ(´Д`|||)ーー、疲れる・・・





 結局レッスンに行った。

 ショパンのワルツ。

 優子先生はワコが練習を減らしたことを一発で見抜いた。

「どしたの? 練習量半減。」

「いや、勉強忙しくて。来週定期テストで。」


 優子先生は、仕方ないかという顔して諦めてくれた。



 あちらを立てればこちらが立たず・・・

 ちょっと違うか・・・




俺がいるじゃないか
 学校開放日だって。

 定期テスト直前なので、分からないところを教えてくれるんだそうだ。


 でもさ、余計なお世話!


 結局昨日あの後、『ピアノのレッスンに行くのなら、今日一日弁当持って勉強に来い』って言われたのだ。

 『来いっ!!』だって。



 あたしはあんたのなんなのよっ!!!





 仕方ないので土曜日だというのに9時からご登校、あーあ
 しかもわざわざ制服(>_<)         ワコの制服の説明(*^_^*) 別窓

 

 先週は楽しかったんだけどなーーー。
 センセは弱々しかったし、びみょー、かわいかったし(^^ゞ
 「来れない?」なんてしおらしかったのにぃ。いじめと『魔笛』が終わったら、
 途端に元気に元通りだし、ブーー(≧ヘ≦) !!



 センセに会えるの、嬉しくないわけじゃない。
 でもね〜〜〜恋愛音痴にホの字になってみたところで、
 相手が相手なんだし、告るなんて無駄だろうし
 つーーか、LOVE じゃないし、LIKEだしッ!!
 しっかりしろよ、自分!!!
 勉強、べんきょ、ベンキョに行くのだ!!!




「センセ、おはよ。ワコ一人だけなの?」 と資料室。

 昨日千歳たちに聞いたけれど、誰も学校には来ないと言ってたもんなあ。

「寂しい?」

「うん、なんだか寂しいなあ。」

「俺がいるじゃないか。」



 ( ̄。 ̄)まあ、そうなんだけれどぉ・・



「センセって誰にでもそういうセリフを言ってるの?」

「んなわけないじゃん。」



 どう解釈すればいいんだっ(≧ヘ≦) !!!



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